メディアコミュニケーション学科

2019.08.16FRI

新聞活用プロジェクトで2年生16名が読売新聞社で職場体験をしました

 8月8日、メディアコミュニケーション学科の「新聞活用プロジェクト」のイベントの一つとして、2年生の「職場体験」が読売新聞東京本社(東京都千代田区大手町)と日本テレビ汐留本社(東京都港区東新橋)で行われました。参加したのは、2年ゼミ4コースから選抜された16人です。 

 午前中は、まず教育ネットワーク事務局長の吉池亮氏より、新聞の未来についての話を伺いました。次に、読売新聞の記者の方から、新聞作りの具体的なプロセスについて、当日の朝刊1面を例にして詳しい説明を受けました。その後、学生たちは自分たちで11文字の「見出し」を考えるワークに取り組みました。 

 さらにスポーツ事業部の方からは、新聞社が行っているスポーツ事業についてのレクチャーがありました。箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)、日本プロ野球、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)などのイベントに新聞社がどのようにかかわっているのか、その長い歴史と具体的な仕事の内容、興味深い裏話などを伺うことができました。昼食は、社員の方といっしょに社員食堂でいただきました。 

 午後は日本テレビへ移動し、まずガイドの方の案内で、32階建ての社屋(日本テレビタワー)内の見学をしました。実際にその日の収録に使われたばかりのスタジオや、その舞台裏、放送の中枢を担うメディアセンターなどを、説明を聞きながら見て回りました。

 最後は会議室で、BS日テレ「深層NEWS」のメインキャスターの近野宏明氏(日本テレビ報道局キャスター)とサブキャスターの吉田清久(読売新聞編集委員)から、報道番組の制作についてレクチャーを受けました。参加学生は、報道におけるテレビ局と新聞社の連携や、ネットワークメディアの影響力と活用法など、多くのことを学ぶことができました。