メディアコミュニケーション学科で新入生歓迎行事を開催―放送作家による特別講演―

新年度が始まり、社会学部メディアコミュニケーション学科は、新たに152人の新入生を迎えました。4月7日（金）午前には、学科全体での新入生ガイダンスと、「基礎ゼミ」（メディアコミュニケーション学基礎演習）の8つのコースに分かれてのガイダンスが行われました。

午後には、2号館16階のスカイホールで新入生歓迎行事が開かれました。薗部靖史学科長からの歓迎の挨拶のあと、放送作家の伊藤正宏氏による70分間の特別講演が行われました。伊藤氏は、「料理の鉄人」、「めちゃめちゃイケてるッ！」、「大改造！劇的ビフォーアフター」、「和風総本家」、「ポツンと一軒家」、「ミュージックステーション」など、30年以上にわたり、数多くの人気番組を作られているテレビ放送作家です。

　伊藤氏は、たび重なるピンチをどのように乗り越えて新しいバラエティ番組の手法を生み出したのか、追い詰められた時どのように切り抜けてヒット番組を育て上げたのかを、新入生にも馴染みのある番組を例にして、テレビ業界の裏話を交え、たいへん具体的にお話し下さいました。 

　新入生は熱心に聴き入り、質疑応答も行われました。追い詰められた時こそ、その状況から逃げずに取り組んだことで道が開けたというお話しは、テレビ業界を志望している新入生に限らず、すべての新入生へのエールとなる講義内容でした。