メディアコミュニケーション学科

2019.11.18MON

テレビ番組の制作会社とは何か―TBSスパークルの社員が授業で語る

 民法のキー局の一つであるTBSの番組制作の中核を担っている番組制作会社「TBSスパークル」の人事部の皆さんらが11月12日、「新聞メディア論」の授業で、制作会社の仕事内容などについて講義をしてくださいました。

 お越しくださったのは人事部エキスパートの徳光宏さんをはじめ、畠陽一さん、黒木朋絵さん、そして東洋大学文学部卒業生で現在、番組制作1部アシスタントプロデューサーの持田涼子さんの4人です。

 TBSスパークルは東京放送の子会社11社が合併して今年発足した企業で、社員数は約1300人と、日本最大級の制作会社です。徳光さんらは、TBS本体などテレビキー局と、スパークルのような制作会社の仕事内容や社会的役割などの違い、スパークル社社員の日常の仕事内容などを詳しく紹介してくださいました。

「制作会社には、番組を企画、制作する仕事と、生放送を中心にテレビ局の番組にスタッフを派遣する仕事がある」と語る徳光さん。 

講義をするTBSスパークルのみなさん。左から持田さん、徳光さん、黒木さん、畠さん。 

持田さんは2016年度文学部卒業。入社後、最初に通販番組の制作担当となり、出演者を決める(キャスティング)から、スタジオのセットまですべてを経験しました。「忙しいときには帰宅が深夜になることもあるが、基本的に休日はきちんと消化できる」と話していた。 

制作会社への就職を希望する学生が多かったこともあって、活発な質問が出た。さらに授業終了後も、10人ほどの学生が徳光さんらに熱心に質問や相談をしていた。