6月18日のPR論では、PR会社の電通パブリックリレーションズ（以下、電通PR）から2名の講師をお迎えして、パブリックリレーションズの業務についてご講演いただきました。野城(のしろ)慎太郎さんによると、PR会社はさまざまな手段を講じて企業と世の中の良い関係作りを目指しているそうです。情報過多によりほとんどの情報がスルーされる現代において、企業などの組織は情報を、マスメディアやSNSなどを通じて第三者に語ってもらうことが重要だということです。

　長濱憲さんは、電通PRが他の組織と共同でプロジェクトを立ち上げ調査や分析を進めて戦略を練り、メディアリレーションズを駆使することによって、元々低かった商品ブランド価値を高めることに成功した事例についてお話しいただきました。どのように伝えればマスメディアが記事や番組などで取り上げてくれるのかという秘訣も教えていただきました。野城さんから、どのような人がPRパーソンに向いているのかについてお話しいただいて、電通PRが手掛けたPR動画を紹介していただきました。

【写真】電通パブリックリレーションズ 野城慎太郎さん（左）と長濱憲さん（右）