メディアコミュニケーション学科

2018.05.09WED

『NEWSZERO』の村尾信尚キャスター(関西学院大学教授)が「ニュースキャスター」の仕事を語る-2018年度「メディア・キャリア論」の授業がスタートしました(4月20日)

昨年度(2017年度)からスタートした「メディア・キャリア論」が2年目に入りました。この授業では、通常の授業ではなかなか知ることのできない、新聞、テレビ、出版、ネットメディアなどの各業界の特徴、役割、現状、今後の展望について、ゲストの方々が毎回、詳しく語ってくれます。2018年度も多分野からゲストに来てくださいます。

最初のゲストは『NEWSZERO』のメーンキャスターで関西学院大学教授の村尾信尚さんです。村尾さんは、ニュースキャスターの仕事や心構え、ニュースを伝える際に大切にしていること、そして、これからの日本を支える若者への思いを語ってくれました。

 「より短く」「よりやさしく(簡易なことばで伝える)」「より静かに穏やかに話す」「社会の中で感じた思いを伝える」これは村尾さんの“キャスターとして話すこと”の心得です。そのうち、「本質をわかってないとやさしく話せない」ということばに、学生は深く頷いていました。 

 ニュースについて「どの角度から事実を伝えているのかを知っておくべき」、E.H. カー著(1962)『歴史とは何か』(岩波新書)を紹介してくださいました。 

世界を視野に入れて仕事をする。今後の日本について、若者の視点から考える機会となりました。