国際教育センター運動会は、スポーツを通じて言語の壁を越えた日本人及び留学生の国際交流を促進するということと、留学生に対して「日本の運動会」という日本文化体験の機会を提供するという二つの目的で開催されました。企画と実施は学生団体であるToyo Gem Stone（TGS）と東洋大学留学生会（TIA: Toyo International Students Association）と共同で行われました。

当日は、100名近い日本人学生、正規・交換留学生、国際教育センターの教職員が参加し、赤、青、黄、緑の4色のチームに分かれ、TGSが作成したオリジナルTシャツを着て、色ごとの対抗戦で競いました。

まずは、それぞれのチームで円陣を組み、気合、闘志そして団結心を高めます。

参加者たちは、日本の運動会でよく行われる、綱引き、障害物競走（パン食いを含む）、大縄跳び、大玉転がし、玉入れ等9種目を競いました。

「パン食い競争では実際にパンを食べなくてはいけないのか？」などの質問があり、留学生達には珍しい種目もあったようです。

そして、競技の目玉は、最後のチーム対抗リレー。各チームの精鋭男女3名ずつが対抗リレーに臨みました。全力で走る走者を、各チーム全員が全力で応援し、この日一番の盛り上がりとなりました。

日本人学生と留学生たちが、言葉や国籍を超えてそれぞれのチームとして、一体になって本気で競い合い、そして心から応援し喜び合っている姿を通じ、国際交流をとてもいい形で実現することができました。

これからも国際教育センターは、国際交流を促進するイベントを企画実施していきます。