ディスカッション内で特に興味深かった点は、多くのフィンランド人学生も日本人学生も、友人や家族など人との関わりが「幸せ」において重要だと考えていることでした。お金や自由ではなく「人間関係」が多くの人々を豊かにするという点について、改めて気づくことができました。

私自身、実際にフィンランドに来て、普段の生活や仕事に対する考え方を見つめ直す機会を得ました。今回のISMを通して、自身の「幸せ」を改めて見つめ直し、それが将来に繋がる手助けになれば幸いです。

また、英語でのディスカッションということで、コミュニケーションが難しい点もあったかと思いますが、発表者の皆さんは積極的にパートナーと話そうとする姿勢が見られ、とても嬉しく思いました。今回のISMを機に、次回以降のISMや授業内でのディスカッションで英語を話すことへの抵抗が少しでも薄れていればと思います。

ISM終了後、参加してくださったフィンランド人学生とお話しする機会があり、皆さんが日本人学生とのディスカッションを非常に楽しんでいた様子が印象的でした。彼らにとっても、日本人学生とディスカッションできる機会は貴重なので、日本とフィンランドの架け橋となることができたことを光栄に思います。

改めまして、参加してくださった学生の皆様、そしてサポートしてくださった国際教育センターの皆様に心より感謝申し上げます。