2025.10.1|WED
2025.10.1|WED
本学の「大学の世界展開力強化事業」の一環として、2025年9月1日から9月14日まで、国際教育センターの小早川裕子准教授引率のもと、本学の学生6名がジョージアで短期海外研修を行いました。
今回の研修では、「大学の世界展開力強化事業」の連携校であるトビリシ自由大学の学生との交流や、JICA等の機関への訪問、またジョージアの歴史や文化を学ぶため各地方でフィールドワークを行いました。
トビリシ自由大学との交流は、渡航前にオンラインで実施された国際学生ミーティング(ISM)からスタートしました。本学の学生は、トビリシ自由大学の学生が2年ほどで日本人と会話ができるほど日本語を修得していることに圧倒された様子でした。その後、渡航までに事前研修を3回行い、ジョージアの歴史や文化を学んだり、日本の文化を彼らに説明するための準備なども行いました。
現地ではトビリシ自由大学のキャンパス内で実践型異文化理解研修「Meet the World」を行い、互いの文化について学びあいました。特に、本学の学生はジョージアの学生が自国の政治に強い関心と意見を持っていることに驚いたようで、日本が安全な国だからこそ危機感が薄いことや、そのような国を作ってきた歴史について改めて考えるきっかけになったという声があがりました。
JICAジョージア支所への訪問では、支所長である涌井純二氏にジョージアと日本の関わりや、同支所の活動内容について講義をいただきました。活動の一つである母子手帳の普及については、実際に担当されていた方に事前研修の際にお話を聞く機会がありました。ホテルの会議室で行われた講義はフォーマルな雰囲気だったため、学生は初め緊張気味でしたが、講義の後の質疑応答の時間では活発に質問がなされました。
JICAジョージア支所長 涌井純二氏と参加者
JICAジョージア支所 ご担当コテさん参加者
トビリシ内にある日本文化センターにも訪問をしました。学生は夕方5時半に訪問をしましたが、日本語のレベルに関わらず多くの生徒が同センターに来ており、年齢も9~60歳と様々な背景の人が日本に興味を持っていることに驚いた様子でした。また、訪問の時間は1時間半ほどと短かったため、その後は生徒と夕食を一緒に取り交流を深めることができました。
ジョージア内の地方を廻るフィールドワークでは、シグナギ、ムツヘタ、カズベギを訪れました。ジョージアで長くガイドを行っている外薗祐介氏に同行いただき、ジョージアの名産であるワインの作り方の見学や、伝統的な宴会「スプラ」への参加、またキリスト教を国教とした数少ない国として修道院や大聖堂などを訪れました。学生にとって馴染みのない世界で異文化を肌で体験する特別な機会となりました。
本研修では、ジョージアの歴史や文化に加え、日本について学ぶジョージア人にとって日本がどのように映っているのかを知ることを目的としました。研修で訪れていた最中に政権変更に伴う抗議デモが行われていたことなどもあり、ジョージアでの高い政治意識を目の当たりにすることができ、トビリシ自由大学の学生との交流も含め、日本が平和であることが当たり前ではないこと、またそれを保っていくには自分達に何ができるのか、ということを学生が考えていく機会が得られた研修となりました。