2025.01.27|MON
2025.01.27|MON
2025年1月25日(土)ルーマニアの国立バベシュ・ボヨイ大学内日本文化センターと2回目の国際学生ミーティング (ISM)を開催しました。東洋大学からは42名(うち発表者4名)、ルーマニアからは15名が参加しました。
本開催にあたり、在ルーマニア日本国大使館、在ルーマニア大使館、ルーマニア文化学院が後援してくださり、ルーマニアにおけるバベシュ・ボヨイ大学日本文化センターの活動が注目・支援されている事が伝わってきました。ルーマニアからの参加者は、同センターで日本語を学んでいる、16歳の高校生から社会人まで、幅広く日本に強い関心を持っている方々でした。
今回ルーマニアの参加者は全員日本語でルーマニアの食、アニメ、文学、観光スポット、音楽、衣装、著名人などを紹介してくれました。皆さんが今回のISMのためにしっかり準備してくれたので、ルーマニアにあまり馴染みのない私たちにとって非常に勉強になりました。
一方で、本学からは、大学紹介、日本の大学生活、そして、日本文化を4名の1年生が紹介しました。大学紹介では、創設者の井上円了先生に始まり、世界的に活躍されている建築家の隈研吾氏によりデザインされた最新の朝霞キャンパス、そして、去年のパリオリンピックでメダルを取った本学の学生を紹介するなど、短い時間で多岐に渡る説明をしてくれました。
日本の大学生活では、1名が日本語で、もう1名は英語で発表しました。4つものアルバイトをして学費に充てている話や、授業のみならず多くのボランティア活動をして、決して容易ではないが頑張っている学生生活を伝えてくれました。また、朝霞キャンパスの学生食堂で、SDGsへの貢献を配慮したメニューづくりをしている話には、ルーマニアの参加者は驚いた事でしょう。最後の日本文化では、味噌、醤油、納豆の発酵食品が紹介されましたが、それぞれの最高の食べ方まで紹介したことで、ルーマニアからの参加者にとってとても興味深いものになりました。
最後は、白熱のあまり会を30分延長しましたが、皆さんが最後まで残ってくれました。
初めてのISM参加であるにも関わらず発表してくれた本学の1年生たちには、国際教育センターの国際プログラムを通じ、海外の人々と繋がり分かり合う楽しさの経験を積み重ねていって頂きたいと願っております。(文:小早川裕子先生)