2026.05.25|MON
2026.05.25|MON
2026年5月23日(土)、国際教育センター主催によるTGLキャンプ「異文化理解体験」を実施しました。当日は、国際交流に関心を持つ25名の学生が様々なキャンパスから参加しました。
本キャンプは、カードゲームを通じて「異文化との出会い」を疑似体験することをねらいとしています。参加者は、ゲームの進行とともに生じる「予期せぬ展開」や「自分の当たり前が通じないもどかしさ」を通じて、異文化環境で起こりがちな違和感やすれ違いについて、身をもって体験しました。
ゲーム終了後は、振り返りシートに沿った個人の内省、グループでの対話、全体共有を通じて、体験を言語化する時間を設けました。参加者からは「自分の常識が通用しないことへの不安を初めて実感した」「相手の行動を自分の物差しで一方的に決めつけていたことに気づいた」「異なる視点を持つ人の話を聞いて、出来事の見方が全く変わった」といった声が聞かれ、ねらい通りの気づきが共有されました。
解説の時間では、異文化コミュニケーションにおいて摩擦が生じるメカニズムについて掘り下げました。目に見える違いだけでなく、その背景にある「見えない価値観や前提の違い」がすれ違いの本質的な原因となることを確認しました。また、異文化に直面した際に自分がどのような行動をとりやすいのか、その振る舞いの癖を客観的に見つめ直すワークも行いました。あわせて、立場や状況が変われば同じ事象も全く異なって見えることを示し、自分が今どのような前提に立っているかを常に意識する姿勢の重要性を伝えました。
総じて、本キャンプが意図した以下の3つの学びは、概ね参加者に届いたと考えられます。
前提の違いによる違和感の体感
少数派・立場の弱い側に置かれた際の心情の理解
異なる背景を持つ他者と新しい価値を共に創造する姿勢
今後は参加者にACEへのレポート提出を依頼しており、本日の体験が各自の深い学びとして定着していくことを期待しています。
国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。
皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!(担当:水松巳奈/国際教育センター准教授)