2025.07.04|FRI
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東洋大学は昨年度より、2014年度から実施してきた文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU事業)」による10年間の取り組みを総括し、今後のさらなる国際化を推進するため、国際大学協会(IAU)の提供する「国際化に関する助言サービス(HEIAS: Higher Education Internationalization Advisory Services)」を受けています。
その一環として、6月30日(月)から7月2日(水)にかけて、IAUが組織したHEIAS専門家パネル4名による現地訪問を受け入れました。
今回のHEIAS専門家パネルは、前IAU事務局長のエヴァ・エグロン・ポラック氏、カナダ・クイーンズ大学グローバルエンゲージメント担当副学長のサンドラ・デン・オッター教授、東北大学グローバル戦略室・総長特別補佐(国際戦略担当)の米澤彰純教授、そして、IAU高等教育・国際化政策部長のジョルジオ・マリノーニ氏の4名で構成されています。
3日間の訪問期間中には、安齋理事長、法人役員、矢口学長、荒巻副学長(国際担当)をはじめ、本学教職員と学生へのヒアリングが行われ、SGU事業として取り組んだ過去10年間の国際化の進展、2019年に実施したISAS 2.0(HEIASの前身となるIAUの国際化戦略に関する助言サービス)からの進捗状況、そして、現在の中長期計画に基づく国際化の取り組みについて理解を深めていただきました。
また、2日目には赤羽台キャンパスを訪問し、同キャンパスに所属する情報連携学部、社会福祉デザイン学部及び健康スポーツ科学部の学部長、教職員からのヒアリングやキャンパス見学を実施しました。
最終日には、HEIAS専門家パネルから、本学の国際化の取り組みに対する評価と助言がありました。このフィードバックセッションには、矢口学長、金子常務理事、全5名の副学長、国際化推進委員会およびHEIAS運営委員会のメンバー他44名が参加し、専門家パネルからの提言に耳を傾けました。
今後、HEIASパネルメンバーからの本学への提言はIAU内で協議され、正式な報告書として本学に提出されることになっています。