2025.07.11|FRI
2025.07.11|FRI
2025年7月9日、フィンランドのユヴァスキュラ大学(University of Jyväskylä)の学長一行が本学を訪問されました。
ユヴァスキュラ大学は、フィンランド・ユヴァスキュラに位置する高等教育機関です。1863年にフィンランドで最初の教員養成機関として設立され、教育・心理学・スポーツ科学の分野で特に高い評価を受けており、フィンランド教育研究所が置かれ、フィンランド教育モデルの形成に深く関与しています。また研究においても高く評価されており、フィンランド・アカデミー(学術評議会)指定のセンター・オブ・エクセレンス(2025年現在23センター)に、4つの研究センタープロジェクトが、指定されています。
本学との関わりは、TRIAD研究者交流ネットワーク形成プロジェクトに本学の藪長千乃教授(国際学部国際地域学科)が招聘されたことをきっかけに、2019年からフィンランド・アカデミーの助成を受けて共育(コペアレンティング)の国際共同研究CopaGlobaプロジェクトを開始しています。このプロジェクトには、本学国際共生社会研究センターを日本チームのプラットフォームとして藪長教授と客員研究員6名が参加し、フィンランド、日本、ポルトガルの3か国比較研究を進めています。
今回の訪問では、矢口学長、グリーン国際教育センター副センター長をはじめとする本学教職員6名が来訪団をお迎えしました。会談では、矢口悦子学長より歓迎のご挨拶があり、続いてグリーン副センター長ならびに藪長教授から本学の取り組みや概要について紹介がなされました。
ユヴァスキュラ大学側からも、同大学の紹介があり、会談では今後の研究交流や学生の派遣・受入を通じたさらなる連携の可能性について、検討を進めていくこととなりました。
最後に記念撮影が行われ、訪問は和やかな雰囲気の中で締めくくられました。