2025.06.25|WED
2025.06.25|WED
この度、ダルマプルサダ大学との国際学生ミーティング(ISM)を開催いたしました。今回のISMには、本学から20名(発表者5名)、ダルマプルサダ大学から53名(発表者6名)が参加しました。2023年11月以来の開催となり、期間が空いてしまったにも関わらず、これほど多くの学生の皆様に関心をお寄せいただき、ご参加いただけたことに、主催者一同、大変喜ばしい驚きを感じております。ダルマプルサダ大学の学生の皆さんが日本語学習に熱心に取り組んでいることが改めて伺えました。
今回のISMのテーマは「マイブーム」に設定しました。発表者登録をした学生には、事前に3分程度の発表スライドを作成していただくようお願いしました。ミーティング冒頭では、お互いの大学紹介を行いましたが、今回はダルマプルサダ大学から本学に留学中のタマラさんにご担当いただきました。奨学金を得て日本で積極的に活動し、様々な国の学生たちと交流しながら充実した留学生活を送るタマラさんの様子は、ダルマプルサダ大学の学生たちにとって大きな刺激となったことでしょう。流れるような日本語での発表は、参加した学生達に感動を与えました。
テーマ発表では、本学から4名の学生が「銭湯」「食べ物、お出かけ、アニメ」「ペット」「一人旅」について紹介しました。お風呂文化を持たないインドネシアの学生にとって、週2~3回銭湯に通う話は新鮮に響いたことと思います。また、虐待を受け人間不信だった子犬を愛情深く育てた経験談からは、発表者の優しさが伝わったことでしょう。
一方、ダルマプルサダ大学からは5名の学生が、「ワヤン(インドネシアの人形劇)」「フィクスギア(ブレーキなしの自転車)」「Stardew Valley Game」「水耕栽培」「競技かるた」といった多岐にわたるテーマで発表してくれました。特に、日本でいう競輪のようなスポーツ自転車である「フィクスギア」が大変人気があることや、日本の百人一首と同様のルールで日本語のカードを用いて行われる「競技かるた」には、本学学生からも驚きの声が上がりました。いずれの発表者も素晴らしい日本語で発表してくださり、その学習意欲の高さに改めて感銘を受けました。
発表後は、11グループに分かれ、それぞれの「マイブーム」について活発な話し合いが行われました。15分間という短い時間でしたが、参加者の皆様は物足りなさと名残惜しさを感じたことと思います。この熱気を次回のISM実現へと繋げられるよう、学生の皆さんの方からぜひ声を上げていただき、新たな交流の機会を共に創っていきたいと考えております。
ご参加いただいた全ての皆様、本当にお疲れ様でした。
報告者:国際教育センター 小早川 裕子