2024.10.08|TUE
2024.10.08|TUE
2024年10月5日(土)に、東洋大学とタイ・チェンマイ大学との国際学生ミーティングが開催されました。国際学生ミーティング (Online Student Meeting)は、コロナ禍をきっかけに、2020年度より東洋大学と世界の協定校の学生をオンラインで結び実施されている国際交流活動です。
今回二度目となるチェンマイ大学とのミーティングでは、チェンマイ大学に留学中の国際学部国際地域学科の学生2名とチェンマイ大学の日本語学科の学生がリーダーとして運営を行いました。土曜日ではありましたが、東洋大学から18名、チェンマイ大学から14名の学生が参加しました。チェンマイ大学からの参加者のほとんどが日本語学科の学生だということもあり日本語メインでの開催でした。
今回の開催に際して、チェンマイ大学で過ごした4か月の中で授業の内容や放課後の過ごし方、休日の過ごし方などに違いがあると実感しました。それを東洋大学とチェンマイ大学の学生間で意見交流できたら面白いのではないかと考え、「大学生の一日」というテーマを設定しました。
ミーティングでは、はじめに東洋大学とチェンマイ大学について概要説明が行われ、次にアイスブレークとしてブレークアウトルームで自己紹介が行われました。ニックネームや趣味、参加した理由、最近楽しかったことなどを共有し、緊張がほぐれた状態で異文化交流ワークショップを開始することができました。
その後、2つのグループに分かれ異文化交流ワークショップを行いました。
今回、発表者の方に事前に以下の三つのテーマにあった写真を貼ったスライドを用意してもらい、スライドを使った大学生生活の紹介を行いました。
授業の様子
放課後の過ごし方
休日の過ごし方
1のグループからは、休日や放課後にいろいろなところに遊びに行っていることが共通点として挙げられました。反対に、タイの授業では少人数のディスカッションメインで行われており、日本は大人数で講義型の授業という形式の違いがあることや、タイの屋台文化が特徴的だとの意見もありました。
2のグループでは、日本とタイの共通点として放課後を友達と過ごし、休日は家や寮でゆっくり過ごすか、旅行に行くという過ごし方の共通点があるとの意見がありました。
反対に相違点として次のものが紹介されました。タイは車やバイクで登校するが日本はバスや電車がメインという交通手段の違いや、タイの大学には制服があるが日本は私服、キャンパスの自然の豊かさ、タイの授業は少人数で活発だが日本の授業は大人数で静かだという授業の様子の違いが挙げられました。
参加者からは、「みんなの楽しそうな写真を見て、私も楽しい気持ちになることができた。」「タイの大学は制服があるなど初めて知ったこともあって、有意義な時間を過ごすことができた。」などの感想の声をいただきました。また、ミーティング後にSNSの交換や学生同士で会話を楽しむ時間もありました。今回のミーティングから新しい交流が生まれることを期待しています。
企画・運営・・報告
国際学部国際地域学科
森田結衣 村松日穂
(両名とも、現在チェンマイ大学に留学中)