2023.12.01|FRI

ソフィア大学(ブルガリア)との国際学生ミーティング開催

2023年12月1日(金)、本学の協定校であるブルガリアの聖クリメント・オフリツキ・ソフィア大学(以下ソフィア大学)との国際学生ミーティングを開催しました。今回のミーティングは、実際に同大学へ留学した経験を持つ経済学部4年の牧野駿斗さん の企画により、実現しました。当日は、東洋大学からは16名、ソフィア大学からは15名、計31人が参加しました。
テーマ決定を含む先方大学との調整や参加学生への連絡、そして当日の運営までを担ってくださった牧野さんに、当日のご感想を伺いました。

初めまして。私は、経済学部国際経済学科に所属している4年生の牧野駿斗と申します。この度、ソフィア大学との国際学生ミーティングで企画を担当させて頂きました。

当ミーティングを開催するにあたり、私の意見を快諾して頂いたアンドレエフ先生及び国際教育センターの職員の方々に心より感謝申し上げます。そして、今回のミーティングにご参加頂いた東洋大学の学生の方々、バカロフ先生を始めとしたソフィア大学の皆様へも心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

皆様のご協力の元、大好きな国ブルガリア、そして大好きなソフィア大学の皆との交流会を行う事が出来た事を心より嬉しく思っております。

さて、今回の交流会では、「国境を越えて、友達を作ろう」というコンセプトを掲げておりました。このコンセプトの元、“お互いの国について語り合い、理解を深める機会にしたい”、という想いから、以下3つのテーマを準備しました。

1. 自分の国や地元のお勧めしたい料理について
2. 自分の国や地元のお勧めしたい観光スポットについて
3. 自分の国や地元のお勧めしたいお祭りや文化について

当日は、この3つのテーマでソフィア大学と東洋大学の学生が発表を行いました。ソフィア大学の皆さんの発表では、ブルガリアの有名な観光地と料理についての紹介を中心に行って頂きました。ソフィア大学の学生による発表終了後、東洋大学の学生が上記3テーマの発表を行いました。その後は、相互に気になる事を質問する時間を取り、最後には皆さんで写真を撮ってミーティングを終了しました。

ソフィア大学日本学科の皆さんによる“観光スポットの紹介”では、留学していた頃の記憶を鮮明に思い出し、私自身は懐かしさを感じた一面もありました。

また今回の交流会には、私と同様にソフィア大学への留学経験がある2人の学生も参加してくれました。その2人がソフィア大学の発表を聞きながら、とても素敵な笑顔をしていたのが印象的です。また、最後の質問時間にはお互いに正直な意見を交わす場面もあり、パソコン画面に笑顔が溢れ、とても良かったと感じています。

当ミーティングを通じて、東洋大学の学生の皆さんにとっては、「ブルガリアを知るきっかけ」「ブルガリアで日本語を一生懸命に勉強している人たちがいる事を知るきっかけ」となり、一方のソフィア大学の学生の皆さんにとっては、「日本への新しい知見を得る機会」「日本人と日本語で話す事で自信を付ける機会」となったのなら、このミーティングを企画した意義を最低限果たせたと感じています。

終了後には、ソフィア大学の学生から「とても楽しかった」、「素敵な発表をありがとう」という連絡を頂きました。また、東洋大学の学生からは、「静岡とブルガリアの食べ物が一番印象に残りました。是非行ってみたいです」、「みんなの顔を久し振りに見られてよかった」という連絡を頂きました。

今回のミーティングを通じて、距離が離れていても、心は通じ合える、笑顔になれる事を感じました。

東洋大学が学生に期待する"グローバルに世界に向かって羽ばたく姿"の為、今後も学生ミーティングがその事を実現する為の機会であれば嬉しく思います。

そして、今回の交流会をきっかけとしてソフィア大学との交流が今後も続く事を期待しています。