ヨークセントジョン大学(イギリス)

 ~ 自分の興味に没頭する最高の機会、それが交換留学! ~ 


増子 泰河さん(文学部 国際文化コミュニケーション学科 3年) ヨークセントジョン大学/イギリス

 

  留学前から留学を終えるまで 

大学入学時から海外大学へ交換留学する事は決めていたので、積極的に国際センターが主催する留学イベントに参加して情報収集していました。イベントを通して交換留学には一定のGPAと語学スコアが必要になる事を知り、大学一年次の後半からは勉強に力を入れ、基準を満たすGPAとIELTSスコア取得に努めました。一年時秋に無事交換留学生に選出される頃には東京の国際学生寮に引越し、海外からの数百人の交換留学生と共に第一言語を英語としながら生活し始めました。留学前の1年間をそこで暮らし、かつ学生スタッフとして留学生のサポートを行う事で、可能な限り東京にいながら英語に触れる機会を生み出しました。その様にして、現地大学で映像表現とビジネスを”英語で”学ぶ為の基礎力強化に努めました。

留学当初はイギリス北部訛りのアクセントに慣れず会話に苦戦したり、膨大なリーディング課題に圧倒されてストレスを感じることもありました。実際に1日10時間以上図書館に籠っていた時期もありました。それでも映像表現とビジネスという興味に対し、自分の向かう方向性を見極めようと目の前の機会に必死に食らいつきました。具体的には、短編映画の脚本制作を初め、市場に架空の新製品開発が入り込む余地があるかデータを用いながら議論を白熱させたり、制作したWebサイトをUI/UXの視点からお互いにレビューするなど、主体的な学びに身を注ぎました。学外では、現地の友達と自国の料理を作りあったり、現地ジムに入会しマッチョ達に筋トレの刺激を受けるなど、多面的に豊かな生活を送りました。

膨大な課題と難解な授業をやり切った留学経験は、ストレス下におけるタフさと粘り強さ、そして自分自身に対する自信を与えてくれました。そして自分の興味を追求する自走力を身に付けました。映像ではなくビジネスに舵を切った後は、デジタルマーケティングのオンラインコースを受講したり、アメリカのビジネススクールと戦略コンサル会社が共同提供するDXのコースを受講するなどして過ごしました。その後は未経験からモバイルアプリデザインを独学し、その制作物とピッチを元にビジネスコンテストに出場しました。その様に留学中に身につけた自走力を生かし、帰国後はコロナ下でも課題を見つけ挑戦を続けています。現在はFacebook広告、ECサイト運用の学びに挑戦中です。

 

  これから留学を目指す学生へ一言 

私にとって長期留学は、未来を見据えつつ自分の興味に没頭する最高の機会となりました!そしてそれは、語学留学やインターンシップ、ワーキングホリデー等選択肢がある中でなぜイギリス交換留学なのか理由が明確だったからだと感じます。もし漠然と長期留学に興味があったら、留学で何をしたいのか文字に起こし言語化してみる事をオススメします!