経営学部第2部 経営学科(2025年3月卒業)黄 泰碩さん
在学中の留学経験について
✿在学中の留学経験✿
①2年次:短期語学セミナー(ダブリンシティ大学、アイルランド)
②3年次:協定校語学留学(セントメアリーズ大学、カナダ)
✿語学力✿
入学時:TOEIC 435点 ⇒ 卒業時:TOEIC 780点
✿留学を目指すことになったきっかけ、留学時の目標✿
きっかけは、大学の講義「留学のすすめ」でした。その時は留学までではなかったものの、海外へ一度行ってみようと思うきっかけになりました。そこから、コロナ禍で旅行をするにも手続きや様々な不安が残る中、大学の渡航プログラムが解禁されました。そこで、一人より大人数の方が心強いし、大学がサポートしてくれるならと1か月の語学セミナー参加を決めました。
留学時の目標は現地の人と同じように生活することでした。自分は言語学習はもちろんですが、せっかく行ったからには現地の文化や風習も学びたいと思ったため、机で勉強するよりもなるべく外へ出て誰かと話すことを意識していました。そうすると、やはり知らないことが多くあるため、自然と誰かに聞かなくてはいけません。それが、自分から話していくという事へのハードルを下げることに繋がったと思いますし、うまく伝わらなかった後はもっと頑張ろうとモチベーションを上げていました。
✿語学勉強方法(参加して良かった学内講座等)✿
自分としては、机の上よりも人との会話が何よりも言語学習において重要だと思っています。そこでとても役に立ったのが、「Toyo Achieve English」でした。毎日少数で会話をする時間が1時間でも30分でもあることで、例え日本にいて周りに海外の友人がいなくても英語力を伸ばすとても貴重な時間になると思います。また、受講料が無料(教材費は有料)というのも魅力的です。英会話と聞くと月額料金がそれなりにかかってしまいますが、これは週5日で教材費だけのため、学生にとってもとてもやさしい講座だと思います。空きコマなどを有効活用して、ぜひ英語を話す機会を増やしてみてください!
✿参加して良かった学内イベント(国際交流イベント等)✿
留学フェア、学生留学アドバイザー
✿留学から得られたもの、成果✿
帰国して初めに思ったことは、自分に対する自信が大きくなったと思います。うぬぼれているわけではなく、数か月も第一言語が通じない場所で一人で頑張ったんだ、自分はそれが出来たんだ、だから今度も何があってもがんばれるという自信が、帰国後何かを始めるとおきに常に力になったと思っています。そのおかげで、帰国後は学生留学アドバイザーや留学フェア実行委員など大学の留学関係の活動のお手伝いをしようと一歩踏み出せましたし、アルバイトで英語の先生を始めたり、また別の国へ新たな言語を学びに行こうという決断にも繋がりました。なんとなく、自信だけではどうにもならないと思われがちですが、どうにもならない状況こそ自分の成長の機会であり、そういう機会に巡り合うために自信は必須だと思います。もちろん、根拠なく自信過剰になってしまう「過信」は危険ですが、ある程度根拠のある「自信」は今後何かをする上で、何かを達成していくうえで重要なものの一つだと思います。
✿今振り返って、学部生時代に取り組んでおけば良かったと思うこと✿
もっと前からやりたいことを見つけたり、見つける努力をするべきだったと思いました。かろうじて自分はコロナ禍で時間があったからこそ見つめ直す時間がありましたが、今はそんな時間を作ることは難しいと思います。だからこそ、早いうちから色々なことに挑戦してみるべきだし、様々なことを見て聞いて感じるべきだと思います。これは留学だけじゃなく、日常生活や就職活動など様々なことにも言えると思います。まずは、失敗を恐れずに「興味があるかも」でもいいんです。なんでも始めることを学生時代にもっと早くにやっておけばよかったなと思います。
卒業後の進路:就職
✿現在のお仕事✿ ホテル運営業務
宿泊されるお客様の一日が心地よく流れるよう、客室を整えるハウスキーピングをはじめ、夕食会場でのサービス、館内アクティビティのサポートまで幅広く携わっています。毎日様々な部門を行き来しながら、空間・時間・体験のすべてに目を配り、記憶に残る滞在を支えています。
✿この就職先を選んだ理由✿
元々人と話すことが好きで、アルバイトも接客業やサービス業を中心にしてきました。そこから徐々に、そういったサービスや場所を作る事にも興味が湧くようになりました。そのためサービス業と経営を掛け合わせたような職業を探している過程で今の会社に内定を頂き今に至ります。
もう一つ理由としては、幼い頃から田舎で生活したかったというのがあります。それこそ留学した場所も少し歩けば林があり、全体的な街の雰囲気も大都市よりも田舎に近い場所でした。そんなこともあり、働くなら田舎にという希望がありそういったところもこの会社を選んだ要因の一つです。
✿就職活動中に留学の経験をどのようにアピールしましたか?✿
まずは何よりも、語学堪能であることをアピールしました。特に今はインバウンド需要などで日本全国どこにでも外国人旅行者がいます。自分は日本語、韓国語、英語、イタリア語を話せるため、それでゲストに対して安心感や適切な対応ができることをストロングポイントとして売り込みました。
もう一つは、留学時に体験したアクティビティや自身の観光経験を日本のホテルに落とし込んで活性化させたいという事も就職活動のときにお話させていただきました。様々な国や都市を見て回り、またいくつかの国のサービスを経験し、自分自身もサービス業でアルバイトしたらからこそ日本のサービスの良さや伸びしろを感じていました。それをホテルに直接持っていくことで、より一層優れたものに発展させることが出来るのではないかと考えていることも今振り返ってみるとプラスに評価されたのかなと思っています。
✿大学での学修や留学経験が、今の仕事にどのように活かされていますか?✿
留学は色々な人と短期間でたくさん出会える機会でもあります。その経験は新入社員として全く知らない土地で知らない人たちと働いていく上で、とても役に立っていると日々実感しています。例えば、その土地の雰囲気や地元の方々の人柄、違う環境で一人で生活をすることへの適応力はある種の自慢です。また、自分の意見をしっかり持つという事も正社員として働く上で大切なことだと思っています。アルバイトだったりすると指示をもらって動くことが多いですが、社員になると自分から何かを始めることもできるし意見も求められることも多々あります。また、ミーティングなどでもただ黙ってその場をやり過ごすのももったいないことです。そういった色々な場面で自分の考えや意見を発言しディスカッションできるというのは、個人的には留学や大学時代にグループワークやディスカッションワークを多くする講義を取っていたからこそ、今できていることだなと感じています。
✿今の仕事の「やりがい」を教えてください✿
やりがいはやはり何といってもゲストを自分の対応で満足させることが出来た時です。夕食会場で記念日ケーキの提供をしたとき、ゲストからとてもいい日になりましたという言葉を頂いた時は、自分にとってもいい日になりましたし、自分自身も毎回感動しています。また、自分の進行するアクティビティをお子様のゲストが満面の笑みで楽しんでくれた時も自分自身にとってもこの時間が楽しいですし、なによりもこういった場・時間を提供できていることにとてもやりがいを感じていますし、だからこそ「今度はこういうことをしてみよう」、「こういうお声がけをしよう」などやりたいことや伸びしろが出てきます。それが今は毎日元気にこの仕事をするモチベーションです。
✿あなたの就職先への就職を目指している後輩へアドバイスをお願いします✿
就職活動では、これという正解がないと思います。みんながこうだから私もこうあるべきだではなく、みんなと違うからこれをアピールしようという方が私は自分らしさが出ていいと思います。
また、何事にも完璧はありません。完璧な経歴、完璧な所作などご自身に完璧を求めすぎないでください。それは同時に会社にも言えることです(なにも今の会社が悪いという意味ではないですよ笑)。
先輩社員曰く、いくら自分の好きなことや得意なことをしていても必ず「あれ?なんか違う?」みたいな瞬間がやって来るんだそうです。そこで自分が思うのは、だからこそ少しゆとりを持った遊び心を持ってみてください。
就職活動中も自分の行きたい企業から「お祈りメール」をもらったり、準備したのに上手く面接で話せなかったり、、、。「あー、やばい!」と焦ることもあるでしょうが、そんな時こそポジティブに考えてみてはどうでしょう。「私を採用しなかったあの会社は、優秀な人材を逃したな笑」と思ってみたり、面接も逆に台本なしで好きなことを話してみたり、何事にもささやかな楽しさを入れてみてください。意図せず、それが相手に良い印象を与えるかもしれませんよ。あまり自分自身を追い詰めるのではなく、こういう時こそこれまでの自分に自信を持ってください!
一般的にサービス業はきつい部分も多い仕事だと言われていますが、たくさんの人がその業界で働いています。それは、そこにきついことを忘れるほど素敵なことが毎日あるからだと私は思います。だからこそ、常に誰かを笑顔にしたい・喜んでほしいという気持ちを大切にしながら、ご自身のモチベーションを高めてください。