※旧ISAS 2.0
HEIASは、国際大学協会(IAU)が提供する、大学や高等教育機関が国際化戦略を効果的に設計・実施するための支援プログラムです。このサービスは、教育機関が国際的な競争力を高めるために、戦略的なアドバイスと専門的な支援を提供します。
東洋大学は、2019年に文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択された本学のToyo Global Diamonds(TGD)構想の外部評価と国際通用性を高める手段として、IAUが提供するISAS 2.0を受審しました。その結果、堅実な国際化戦略を構築し、具体的な目標や指標を持って国際化に取り組む証として「ISAS 2.0 Learning Badge」を受領しています。
このたび、2023年度に終了したTGD構想の事後評価と、それを基盤とした更なる国際化の推進を検討することを目的に、HEIASを受審しました。2024年11月にHEIAS運営委員会を立ち上げ、国際化に関する自己点検を行ったうえで、2025年5月に成果報告書をIAUに提出しました。その後、同年7月にIAUの専門家パネルが本学を訪問し、現地調査を実施。その結果、本学の教育・研究・運営における国際化が継続的に発展していることが認められ、「包括的な国際化とグローバル・エンゲージメントの実現」のラーニングバッジを授与されました。授与式は2025年10月にルワンダ・キガリで開催されるIAU国際総会において行われました。
HEIASは、2024年11月に上智大学で開催されたIAU国際会議2024において新たに立ち上がったサービスであり、東洋大学はHEIASサービスを活用した最初の大学となりました。(参考:IAUニュース)
今後も、HEIASを通じて得た知見や経験を活かし、「スーパーグローバル大学創成支援事業」で培ってきた取り組みを持続的に発展させるとともに、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)へのコミットメントを掲げ、東洋大学の強みを生かした国際化のさらなる深化を推進してまいります。
包括的な国際化とグローバル・エンゲージメントは、国際大学協会が提供するHEIASの中で最も上位のものになります。