2025年12月6日(土)、第8回東洋大学日本語プレゼンテーションコンテストを開催しました。
今年で第8回目の開催となる日本語プレゼンテーションコンテストは、留学生に日頃の日本語学習成果を発表する機会と、自らの考えを発信できる機会を提供する目的で、毎年開催しています。
今年度は、「日本で/日本語で何を学ぶか」をテーマとし、日々言語学習に励む留学生が、その学習経験や問題意識をもとに各々の専門を活かした提言を行いました。
予選を勝ち抜いた8名の出場者は、日本の社会で暮らす中で感じる文化的差異や、自身の専門を活かして、なぜ「日本で/日本語で何を学ぶか」について、それぞれが素晴らしいプレゼンテーションを行いました。質疑応答では、どの出場者も審査員からの質問に落ち着いて回答していて、一生懸命取り組んだことが伝わってきました。
会場には多くの留学生が会場へ足を運び、真剣な眼差しでプレゼンテーションを見届け、コンテストを盛り上げてくれました。
東洋大学では、留学生の日本語能力の向上、特に、日本での就職を視野に入れたビジネス日本語教育にも力を注ぎ、学術・実務の双方で活躍するための高度日本語人材の育成を推進していきます。
1位&観客賞: 劉 子翔/リュウ シショウ(理工学部電気電子情報工学科1年)『ことばの再構築から始まる、思考の再構築』
2位: HOANGVAN DUOC/ホアンヴァン ドゥオック(経済学部国際経済学科2年)『デジタル時代における現地留学の付加価値』
3位: JEONG IBIN/ジョン イビン(社会学部国際社会学科4年)『言葉が映す社会』
漢検賞: ALTANGEREL ALTANTUYA/アルタンゲレル アルタントヤ(社会学部国際社会学科4年)『リンガフランカとしての日本語:理解のズレから考える相互理解』
WA.SA.Bi.賞:SI THU HEIN/シ トウヘイン(国際学部国際地域学科1年)『日本社会では『目立つこと』が難しい』
❖ 決勝出場者(全8名)❖
JEONG IBIN/ジョン イビン(社会学部国際社会学科4年)
HOANGVAN DUOC/ホアンヴァン ドゥオック(経済学部国際経済学科2年)
劉 子翔/リュウ シショウ(理工学部電気電子情報工学科1年)
藍 興國/ラン シンク(法学部法律学科3年)
ALTANGEREL ALTANTUYA/アルタンゲレル アルタントヤ(社会学部国際社会学科4年)
SI THU HEIN/シ トウヘイン(国際学部国際地域学科1年)
コウ ビラン(社会学部国際社会学科1年)
胡 峻豪/コ シュンゴウ(国際学部グローバル・イノベーション学科2年)
❖司会者❖
Pedrosa Ramos de Souza Joao Antonio/ペドロサ ラモス デ ソウザ ジョン アントニオ(文学部国際文化コミュニケーション学科1年)
❖審査員❖
平畑 奈美 (文学部教授)
牛窪 隆太(国際教育センター准教授)
陳 秀茵 (国際教育センター講師)
❖特別審査員❖
【漢検賞】 八田 香里 様(公益財団法人日本漢字能力検定協会 常任理事)
【WA.SA.Bi賞】森 隼人 様(森興産株式会社 代表取締役)
❖来賓❖
佐藤 正志 様(三井住友銀行 飯田橋法人営業部)
❖挨拶・講評❖
矢口 悦子(学校法人東洋大学 学長)
荒巻 俊也(東洋大学 副学長/国際教育センター長)
❖協賛企業・団体様❖(順不同・敬称略)
株式会社朝日ネット/株式会社学生情報センター/東洋大学グローバルサービス株式会社(TUGS)
株式会社スター商事/公益財団法人日本漢字能力検定協会/三井住友銀行株式会社/森興産株式会社
❖主催❖
東洋大学国際教育センター