東洋大学では、毎年、学生の英語スキル向上と学部・学年を越えた学生同士が切磋琢磨する機会を提供するために、国際教育センター主催による英語スピーチコンテスト・英語プレゼンテーションコンテストを実施しています。
2022年度はコロナウイルス感染症拡大防止の観点から、チーム制で出場学生が練習等のために集う可能性のある英語プレゼンテーションコンテストは実施しないこととしました。そのため、今年で8回目となる英語スピーチコンテストのみ、白山キャンパス125記念ホールで実施しました。コンテストはYouTube Liveでも配信をしました。再生数は380回と、多くの方に学生の成果を見て頂く機会となりました。
今年度は初めての取り組みとして東洋大学附属校の高校生を迎え、大学の部に加え高校の部を同日に実施しました。大学の部には出場希望者26名からエントリーがあり、その中から予選を勝ち抜いた9名が本選出場となりました。高校の部には、東洋大学附属牛久高等学校、姫路高等学校から4名が出場しました。コンテストという特殊な環境にあって、緊張しながらも堂々とスピーチをする学生、生徒からは、各自が練習を重ね、自身の研究や、経験に基づいた意見を英語でのスピーチに仕上げたことがよく分かるコンテストとなりました。また、当日は発表者の大学生と高校生、観客として参加した本学の学生を加え、交流イベントを実施し、スピーチテーマに関する学びを深める機会となりました。
スピーチのテーマに関する調査研究や原稿の作成、スピーチの発表練習及び本番でのスピーチ等の過程を通じて、英語スキル向上を図ることを目的とし、関係企業の皆さまにもご協力いただき、たくさんの協賛品をご提供頂きました。本イベント実現に向けて、様々な形でご支援頂きました協賛企業・団体の皆様に改めて御礼を申し上げます。
日時:2022年11月26日(土)10:00~15:00
実施場所:東洋大学白山キャンパス8号館7階125記念ホール(オンライン同時配信)
当日のスケジュール:
10:00 開会宣言:髙橋一男(東洋大学副学長/国際教育センター長)
挨拶:福川伸次(学校法人東洋大学総長)
10:30 コンテスト開始(大学生の部)
11:50 コンテスト参加者(高校生&大学生)交流イベント
13:15 コンテスト開始(高校生の部)
14:15 表彰 特別審査員賞:本間 充 様(公益財団法人 日本英語検定協会)
1~3位、 観客賞:Steven Green (東洋大学国際教育センター副センター長)
14:35 講評: 福川伸次(学校法人東洋大学総長)
阿久津純恵 (ライフデザイン学部生活支援学科准教授)
小早川 裕子 (東洋大学国際教育センター副センター長)
Andy Hockersmith(Exchange Program Coordinator)
14:45 閉会の挨拶:髙橋一男(東洋大学副学長/国際教育センター長)
❖受賞者(大学生の部)❖
1位: 島倉 玲花(国際観光学部 国際観光学科 3年)テーマ①
「もったいない」という日本語ならではの表現を用い、「おせち」「シーサー」「おりがみ」を例に宗教的、文化的なイベントにおける持続的な消費を促した。
2位: 加納 龍生(理工学部 電気電子情報工 4年)テーマ①
世界の教育機会の格差について問題提起し、自身の塾講師としての経験と学部での学びを活かして開発したウェブサイト”Physiquest”により解決していくことを語った。
3位: Peiwen Sun(文学部 国際文化コミュニケーション 3年) テーマ①
自身の授業での経験をもとに、日本における女性の権利について問題提起した。それらが社会にもたらす悪影響を紹介し、同世代に向けて声をあげること促した。
観客賞・特別審査委員賞: 中川 心暖(国際学部 国際地域学科 1年)テーマ⑤
環境難民の中でも、国際的な支援が受けられない国内における環境難民に着目。開発途上国の発展を妨げる他、我々自身の問題でもあることを提言した。
❖受賞者(高校生の部)❖
1位:宇奈手壱莉さん(姫路高校)テーマ③
日本での地震を例にライフラインである水の重要性について語る。海水を飲める水にする技術について紹介し、世界の水不足について問題提起した。
2位:板垣 凛久さん(牛久高校) テーマ④
日本の高齢化社会の重要性について、社会福祉や経済を例に問題提起し、労働人口を増やす方法として定年退職者の活躍促進について提案した。
観客賞:飯田彩水さん(姫路高校)テーマ①
日本の女性の権利について、理解を深めて欲しい同世代に提議した。その解決策として、まずは正しい知識をもち、声をあげることが大切であると力強く語った。
❖決勝出場者-大学生の部(受賞者を除く、発表順)❖
栗原 和暉(経済学部 総合政策学科 1年)テーマ①
西沢 結(経営学部 会計ファイナンス学科 2年)テーマ①
丸山 真花(法学部 法律学科 1年)テーマ①
勝間田 神龍(情報連携学部 情報連携学科 4年)テーマ①
窪田 真夕(ライフデザイン学部 生活支援学科 2年)テーマ①
❖決勝出場者-高校生の部(受賞者を除く、発表順)❖
塚田 パリーナ (牛久高校) テーマ①
❖司会❖
及川 太一 (経営学部 会計ファイナンス学科 4年)
大久保 亜実(文学部 国際文化コミュニケーション学科 4年)
❖審査員❖
阿久津 純恵(ライフデザイン学部生活支援学科准教授)
小早川 裕子 (東洋大学国際教育センター副センター長)
Andy Hockersmith(Exchange Program Coordinator)
❖特別審査員❖
本間 充 様(公益財団法人 日本英語検定協会)
❖挨拶・講評❖
福川 伸次(学校法人東洋大学総長)
髙橋 一男(東洋大学副学長/国際教育センター長)
Steven Green(東洋大学国際教育センター副センター長)
❖協賛企業・団体様❖
株式会社アチーブゴール、株式会社ECC、株式会社学生情報センター、一般社団法人 グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)、東洋大学グローバルサービス株式会社(TUGS)、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会、Sourthern Cross University、東洋大学生活協同組合(白山生協)、公益財団法人日本英語検定協会、一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)、株式会社バークレーハウス語学センター、三井住友銀行株式会社、光村印刷株式会社(敬称略、五十音順)
❖副賞(一部)❖
・図書カード(5,000~15,000円)
・金券・クーポン券(10,000~15,000円)
・講座受講券 他
❖ポスター❖