井上円了考案ボードゲーム・哲学飛将碁

井上円了が哲学教育のために考案したボードゲーム「哲学飛将碁」を解説します!

学飛将碁(てつがくとびしょうご)とは?

難解な哲学を分かりやすく世に広めるために、井上円了が将棋・囲碁・チェスなどをもとに考案したボードゲームです。

遊戯を通じて哲学とその用語が理解できるようになっています。

この「哲学飛将碁」と手引書の『哲学飛将碁指南』は、明治23年1月に哲学書院(円了が設立した出版社)から刊行されました。

駒・盤のセットで六銭五厘で販売されていたそうです。 

哲学飛将碁の解説動画

前編

前編では主に哲学飛将碁のルールと、「なぜ哲学飛将碁は作られたのか?」を天理大学・岡田正彦教授が解説します。

ルール解説:3:04~8:37

岡田正彦教授の解説:8:58~17:38

後編

「ゲームとして哲学飛将碁はどうなのか?面白いのか?」という疑問を、将棋への造詣が深い東洋大学経営学部・関勝寿教授と、関教授が顧問を務める東洋大学将棋研究会の学生たちに検証してもらいます。

哲学飛将碁解ルール

tetsugakutobishogo_rule.pdf

哲学飛将碁のルールをまとめました。プレイの際の参考にしてください。 

ダウンロードして遊ぶ哲学飛将碁

tobishogo_pdf.pdf

【PDF】ダウンロードして遊ぶ哲学飛将碁

tobishogo_excel(1).xlsx

【Excel】ダウンロードして遊ぶ哲学飛将碁

哲学飛将碁の対局再現動画

『哲学飛将碁指南』には対局のサンプル(将棋の棋譜のようなもの)として、3つの試方が掲載されています。

今回、第一檀試方を動画にしました。

駒の動かし方などの参考にしてください。

※国立国会図書館デジタルコレクションの8~11に第一檀~三檀試方が掲載されています。