学習会Web報告

特別支援学習会Web②7/9

ASDの基礎知識と事例対応

参加者54

ご参加ありがとうございました。

7月9日(金)に特別支援学習会Webの2回目を行いました。


ASDの基礎知識と「超」ディープな事例対応!

今回もセットで学びました。


54名の方にご参加いただき、盛会に終了しました。

ありがとうございました。


端的に示される配慮事項とその具体例。

わかりやすく、すぐ「やってみよう!」と思える対応例。

学び多いひとときでした。

新規のお申し込みも多かったです。

テーマ

初級編【これを知ってあわてない~ASDの基礎知識】

対応編【じゃんけんで負けるとぶち切れて大暴れ。順位にこだわり何でも一番でなければ気が済まない/熱くなっている子どもを目の前に、こちらは冷静に対応する】

20:00 講座1 初級編(基礎知識)

20:20 講座2 事例対応編(なぜそれが必要か)

20:45 休憩

20:55 事例検討・QA

21:15 終了


第1講座 初級編(基礎知識)

<これを知ってあわてない~ASDの基礎知識>

ASDの子どもは「こんな特性」をもっている。

知っておくとよい基本的な対応のポイント.。


第2講座 事例対応編(なぜそれが必要か)

熱くなっている子どもを目の前に、こちらは冷静に対応する。

「想定内の出来事」にする予防のためのポイント。

<事例>

じゃんけんで負けるとぶち切れて大暴れ。

順位にこだわり何でも一番でなければ気が済まない。

参加者の感想(アンケートフォームから)


(1)ASDの子への対応を改めて学ぶことができ、貴重な時間でした。安心、安定のある環境づくりに配慮していくことと、その子にとってわかりやすい支援を続けたいと思います。月曜からまた張り切っていきたいです。
(2)高杉先生の事例を交えたお話がとても分かりやすかったです。子どもの様子を見取って、実践してみたいと思います。
(3)久しぶりの参加でしたが、やっぱり話を聞いて良かったです。忘れていたことがたくさんありました。どんなことならどれくらい頑張れるのか記録する、とりあえずこれをやってみます。
(4)Q&Aで隣のクラスの子とそっくりな事例があり、とても参考になりました。1日の過ごし方を決めていけるように担任に伝えたいと思います。ポジティブノーリアクションですが、どのような時に無視したり、無視してはいけなかったりするのかが分からなくなっていましたが、少しわかりました。またくわしく教えていただけるとありがたいです。
(5)特に対応編がわかりやすく、明日から実践!という意欲に繋がります。担任外として、毎日下校まで毎時間5年生の教室に入り対応しています。現在関わっている児童数名は、本人が一旦受け入れられないとなった教師には近づくだけで暴言、話をすることもできないため、運良く話ができている自分が保護者対応も含めサポートのメインになっています。教務主任としては時間的にかなり負担になっていますが、頑張るしかないという状態です。あいつは嫌い、だめ、となっている相手と関係を修復する方法があれば教えていただきたいなぁと思いながら、今日も勉強させていただきました。
(6)「遊びの中で気持ちを実況中継してあげる」ことや「感情をきちんと伝える」ことで、ASDのお子さんも周りの思いを理解できるようになっていくことがよく分かりました。「ソーシャルシンキング」、勉強します。
(7)ASD対応について,とても勉強になりました。望ましくない行動に対して,取り合わない,無視するをすることが多かったですが,場合によることを知ることができてよかったです。間違えた対応をしていたことがわかりましたので,気を付けます。ご紹介いただいた本をチェックし,購入いたします。とても勉強になる講座を受けることができ,感謝いたします。次回の講座もとても楽しみにしております。
(8)初級編の内容は、以前に学んだことの復習になり、改めて確認することができました。特に4「発した言葉と意図のずれをなくす」ところで、語用障害は使ってしまいがちですので、意図するところを最後まで伝えることを意識していきたいと思いました。5「感情を伝える」ことも、なるほどなぁと、思って聞いていました。対応編では、「悪い対応」と「良い対応」を比較して示して下さり、より分かりやすかったです。「良い対応」を一つでも増やしていけるように、日々意識して対応していきます。
(9)コミックストーリーという指導方法は実践したことがないので、機会があれば実践してみたいと思いました。具体的な方法は分からないので、資料を集めてみようと思いました。この特別支援セミナーを受けてから、ぶれないシステムを意識して学級経営をしています。当番の仕事をシステム化したり、授業ではルーティーン化したりしています。その効果なのか、子どもたちは落ち着いて当番の仕事をしたり、授業で集中するときとそうでない時の切り替えもできたりしています。私自身も指導しやすいと感じています。一方、「発した言葉と意図のずれ」を生んでしまうことが私の課題だと思います。つい言葉足らずで、子どもに私の意図が十分に伝わっていないことがあります。ASDの子どもだけではなく、全ての子どもに意図が伝わるように視覚支援を使って伝えたり、今何をするのか明確になるように指導していこうと思いました。
(10)いつも子供への対応の仕方が間違ってるのではないか…と不安でしたが、今回のお話をお聞きし、概ね自分自身の対応の仕方は誤っていなかったことに少し安堵しました。またパニックになってしまったか…と凹みますが、何度も繰り返し根気強く関わっていきます。低刺激環境では、光も入らない方がいいことを知ることができて良かったです。また、掃除当番表の掲示物も参考になりました。また来週から頑張ることができそうです。

次回の特別支援学習会Webは月です。

日(金)20:00-21:15

【ADDの基礎知識と事例対応】

また、オンラインセミナーin石狩も合わせて実施しています。

こちらもぜひご参加ください。

(申し込みフォームへのリンク)