(NPO TOSS石狩代表理事/北海道公立小学校教諭)
参加者の感想(アンケートより)
①来週から実践したいと思うことがたくさんありました。
②学級経営の細かいポイントを学べてよかったです。今までのセミナーでは知ることができなかった、裏の部分を教えてくださったため、来週からクラスで実践できそうです。すごくワクワクしています。
③高杉先生の立ち居振る舞いから、盤石の安定感を感じました。年ごとに経験を積み重ね実績を残してきたことで生み出される雰囲気なのだと感じました。常に改善を目指す姿勢が大切なのだと感じました。個々の具体的なノウハウよりも、自分をアップデートしていこうという姿勢を築くことこそが大切なのではないかと思いました。楽しくて、学びの多い時間となりました。
④子どもの伸びやかさを生む学級経営はどのように行うのか。ずっと考えているテーマでした。本日のご講座の中で「気づかせる」という視点をいただきました。気づかせた後それを子どもの成長にどうやって繋げるか。そこまでの具体的な方法まで教えて頂き、大変勉強になりました。「認知を変える」という視点も今回の講座の中で頂きました。勉強は楽しいものだと思わせる。やることを明確化する。褒めるベースを作る。月曜日から実践していきます。
⑤トラブルは最大のチャンスという思いにはなかなかなれませんが、指導後に子供達が素直になるというのは感じます。乗り越えることで子供達は成長していくので、乗り越えさせられる対応・指導ができるように学んでいきます。子供達・先生方が当事者意識を持って自分から行動したくなるような仕掛けを意識します。バイアスには気をつけます。
⑥「これでいいかな。」と歩みを止めた瞬間荒れが始まるという一言にドキッとしました。持ち上がりの学級。常にさらに上のレベルを目指して攻める姿勢を持ち続けます。ADHDの子がいることがどれだけ幸せか気づくこと,お聞きしながらはっとしました。学級にADHD傾向でよく気づく子がいます。うるさいなと思ったことはありませんが,その子の存在がどれだけ貴重なのかまで考えが及びませんでした。外は雨模様ですが,やってみたいことがたくさんできて嬉しいです。
⑦これまでの学びがより強化されました。今回のセミナーと通じて感じたことは、「ピンチはチャンス」だということです。トラブルや保護者対応、どんなことに対しても視点を変えることでチャンスになることを高杉先生の実践から学ばせていただきました。また、第2講座「気付く集団づくりへのステップ」も大変学びになりました。4月の時期を終え、次なるステップに進むには教師の見通しと指導のステップがあることを学びました。
⑧やるべきことが分かるように支援すること、どんな場面でも大切だなと思いました。視覚支援を含め、教師側の手間を惜しまずに準備していきたいと思います。気付かせる指導では、他者視点で考える点がなるほどなと思いました。学級を高めていくステップを具体的に提示していただいたので、とても参考になりました。また、「トラブルは最大のチャンス」という視点も教師にとって大事な心構えだと思います。
⑨荒れているようで、実は荒れているように見えているだけかも?ADHDの児童は、多動で落ち着かないけど、いろいろなことに気づくという特性があって、そこを自分は見落としていたのかも?という、自分の思い込みに気づく視点を得ることができました。行事などの初の体験で失敗させない方がいいのは、自分の経験を通して痛切に必要と思っているので、運動会指導で生かします。
⑩子供に気づかせること、やったことは改善点を指摘せず、できる限り、どうやればよかった?と尋ねて自分で課題発見させていくのが、アプローチ方法でベストだと納得しました。真似できるところから始めていきます。