地域問題としてよく取り上げられる「空き家の増加」自分たちはなぜ空き家が増えるのか、そのことによりなにが問題になるのかを調べることにしました。

 そこで、「空き家の増加」の現状を知るために、周南市役所の住宅課　宗田さんにお話を伺いました。空き家の増加の大きな原因として、家主が高齢のため介護施設に入居してしまっていること、若者が都市部に流出していることがあるとのことでした。　　　　　　　　　　　　　　

また、なぜ空き家が問題なのかについては、人が生活しなくなって空き家としての時間が長いほど建物の老朽化が早く進み、野良犬が住み処にしてしまうという問題や庭木の侵入・倒木やゴミの散乱など近隣に被害がでることなどがあるとのことでした。

　そこで、周南市ではどのような対策がとられているのかをうかがってみたところ、法令により空き家の撤去を促す、「空き家バンクの登録」を勧めることなどがあると説明してくださいました。　　　　　　　　　　　　　　

空き家バンクに登録することによって、仲介業者を通さず土地の所有者と交渉して金額を決められるので安く済ませることができるとのことです。（揉め事が起きても市役所は仲介を行わない！）