第二回 生命科学系研究へのNanoTerasu利活用
~BL09U MX-ESの運用開始と今後の生命科学系研究の展開について~
~BL09U MX-ESの運用開始と今後の生命科学系研究の展開について~
本シンポジウムは盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。
講演のうち、山田准教授によるMX-ESの立ち上げ状況、および南後教授による先端生体高分子構造研究センターの紹介については講演動画のページにて公開いたします。
参加者の皆様へ
参加者多数のため学内バスの混雑が予想されます(詳しくはアクセスをご覧ください)
昨年から利用が始まったNanoTerasuにおいては、その光源性能を活かして生命科学研究分野においても利活用が進んでいる。本シンポジウムは、生命科学系研究のNanoTerasu利用促進を目的とし、現在利用されている実験手法から今後期待される研究分野まで幅広く紹介する。特に、今年度後半からNanoTerasuのコアリションビームラインBL09Uで蛋白質結晶構造解析実験ステーションの運用開始が予定されており、利用方法も含めた詳細についてご紹介する。また、生命科学系研究者のさまざまな要望を持ち寄って情報交換を進めるとともに今後の方向性について議論していく。
日 時:2025年8月7日(木)13:30 ~ 19:00(開場12:00 ~)
会 場:東北大学 SRIS研究棟アントレプレナーホール
参加費:無料(事前申込制)
定 員:200名 ※定員を超えるお申込みを頂いた場合には、締切前に申込受付を終了させていただく可能性がございます。
主 催:東北大学 先端生体高分子構造研究センター
共 催:日本医療研究開発機構 生命科学・創薬研究支援基盤事業 創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム(BINDS)
後 援:東北大学 創薬戦略推進機構、東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター、
東北大学 多元物質科学研究所、東北大学 農学研究科付属放射光生命農学センター(A-Sync)、
SpRUC 放射光構造生物学研究会
以下のGoogleフォームに東北大メールアカウントで回答をお願いします。
https://forms.gle/E4svmGV9ahjKsEzb7
懇親会参加の方の申し込み期限: 2025年7月18日(金)2025年7月24日(木)締め切りました。
それ以外の方の申し込み期限: 2025年8月4日(月)
東北大メールアカウントでの申し込みが難しいかたは、お名前、ご所属、ご身分、NanoTerasu見学会と懇親会の出欠を
nt4lifescience@grp.tohoku.ac.jp
までお送りください。
(7月15日 見学会は申し込み多数のため締め切りました。)
13:30−13:50 NanoTerasuタンパク質結晶構造解析実験ステーション(MX-ES)の立ち上げ状況
山田悠介 (東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS))
13:50−14:10 先端生体高分子構造研究センターにおけるMX-ES測定支援
南後恵理子 (東北大学多元物質科学研究所/ SRIS兼務)
14:10−14:30 蛋白質構造情報がもたらす創薬研究の加速
内藤良 (東北大学オープンイノベーション事業戦略機構)
14:30−14:50 蛋白質-リガンド複合体共結晶構造解析に立脚した創薬研究の最近の取り組み
長澤翔太(東北大学大学院薬学研究科)
14:50−15:00 休憩
15:00−15:20 NanoTerasuを利活用した融合解析: 生化学サンプルの イメージング・SAXS・XAFS
事例と展望
日髙將文 (東北大学大学院農学研究科/SRIS兼務)
15:20−15:40 NanoTerasuを利用した細胞・組織のミクロ~ナノ構造イメージング
高山裕貴 (東北大学SRIS/大学院農学研究科兼務)
15:40−16:00 放射光X線を駆使した材料科学から食品科学への挑戦
西堀麻衣子(東北大学SRIS/多元物質科学研究所兼務)
総括
16:30−17:30 NanoTerasu見学会(希望者のみ)
18:00−19:00 懇親会(希望者のみ) 青葉山コモンズ みどり食堂(参加費 4,000円)