考える杖とは、パスカルの「人間は考える葦である」から着想を得た言葉です。
良い介護職を表す言葉だと思っています。
「杖を使いこなすのはお年寄り」
危ないと思ったらパッと支える。
お風呂入ろうよ、寝てばかりじゃだめだよと
声をかける。主人公はお年寄りあくまでも私たちは杖であり、手すりになります。
あくまでも介護職はきっかけであり「媒介」です。
お年寄りが生活の主体となるための「杖」です。
考える会員になって頂くということは学び合い仲間同士で支え合うことでもあります。
ぜひ、会員になってください。
こんな希望がある方が対象です。
・介護の技術や考え方を深めたい
・いい介護をする仲間をつくりたい
・研修会やセミナーの情報をもっと知りたい
・良い介護をもっと世の中に広めたい
・セミナーの割引や無料招待を受けたい
・三好春樹をはじめとする理事を応援したい
・セミナーを配信で視聴したい
私が介護業界に足を踏み入れたのは、今から47年前のことです。学生運動に参加したことで高校を退学。そこから仕事を転々とし、12回目の転職で特別養護老人ホームの仕事に
出合ったのです。働き始めた当初は、入浴介助などを担当しました。
自分がお世話をする目の前の高齢者の方が、日ごとに元気になり、生活の質が向上して
いくことに大きなやりがいを感じました。
そして、多くの方の自立支援に関わるうちに、「介護の仕事には社会を変える力がある」と思うようになったのです。
その後、医学やリハビリテーションについて深く学ぶために、理学療法士を養成する大学に入学。学校で得た知識や技術を仕事に生かしながら、ますます介護の面白さを
実感するようになりました。