A.各専攻・コースと取得できる教員免許は次のとおりです。
〔学校教育教員養成課程における4つの専攻で取得できる教員免許状一覧〕
A.学級担任制を基本とした初等教育教員としての基盤的・共通的な資質・能力の育成を重視しているからです。その上で、2年次進級時に4つのコースに分かれて、学生自身の探究心に基づきながら、得意分野を伸ばして教員としての資質・能力を高めます。
A.両専攻とも一括で学生を募集し、2年次進級時にコース配属を決定します。
A.指導する側の教員数とのバランスも考慮する必要があるため、全員が必ず希望したコースに配属されるとは限りません。基準等は現在検討中ですが、1年次の学修成績等を踏まえて、コースごとの人数調整を行う可能性もあります。
A.教育学や教育心理学の研究成果をベースに、子どもの発達と適切な指導法や学力・コンピテンシーについての学びを深めるほか、地域社会と学校とのかかわり等の現代の教育課題を踏まえつつ、未来を見据えた教育の構想づくりや、多文化共生社会の実現に向けた取り組みなどについての学ぶことのできるコースです。
A.心理学を専門に学ぶということではなく、学校教員に必要な知識として、発達と学習の心理等については学ぶことができます。
A.初等教育専攻ではすべての教科・領域を指導するという学級担任制という小学校教員を育てるために、基盤的・共通的な資質・能力の育成を重視しています。したがって、特定の分野や教科を中心に勉強するためのカリキュラムにはなっていません。
ただし、「専門拡充科目」に中学校免許を取得するためのパッケージを用意していますので、このパッケージで、学校教員に必要な知識として特定の教科・分野についての教育についてもある程度学ぶことはできます。
なお、特定の教科・分野として、音楽・美術・保健体育や技術・家庭科などを学びたい受験生には、初等教育専攻や中等教育専攻ではなく、芸術体育・生活系教育専攻に入学されることをお奨めします。
A.「専門拡充科目」に用意している「小学校英語教育」パッケージ等で身に付けることができます。
A.「専門基盤科目」や「専門教育科目」の中でも、ICT教育に関する内容を取り扱った授業科目は数多くあります。また、「専門拡充科目」に用意している「情報活用能力教育」パッケージ等でさらに深く学ぶこともできます。
A.高校時代よりもやや深い日本史の知識を得ることは可能ですが、日本史について深く学ぶことを目的とはしておりません。
したがって、将来、小中高の先生を目指す人が、教員としての基礎学力を身につけつつ、なおかつ、教職に就くべき者として教材開発や指導法などといった教員としての資質を養うという意味では、宮教大の方がより適していると言えるかもしれません。
A.専門性の拡大と拡充を目的とする「専門拡充科目」において、他の専攻・コースの講義を含めて受講できますが、基本的には、自分が入学した専攻・コースでの授業科目を中心として、卒業に必要な単位数を満たすことを目指してください。