国際シンポジウム
「東アジアにおける笑話」
2022年3月12日(土)13:00 - 16:30
オンライン開催(Zoomウェビナー)
落語の起源は中国笑話にあると、五返舎半九は言っています(『落噺仕立おろし』序)。もちろん半人前の戯作者が、ふざけた口調で言っていることですから、正確でない情報が混じっている可能性はありますが、決して真っ赤な嘘というわけでもなさそうです。江戸時代の日本人は、特に知識人ほど、実に熱心に中国笑話を読み込んでいたようです。
とはいえ、日本だけでなく、中国・朝鮮、さらには東アジア全体にまで視野を広げると、どのような「笑話」の実態が見えてくるでしょうか。本シンポジウムは、東アジアにおける「笑話」の諸相を、さまざまな角度から検討し直そうとするものです。世界の「笑い」を、深く正しく味わいましょう。そしてみんなで笑いましょう。
プログラム
題目 東アジアにおける笑話
日時 2022年3月12日(土)13:00 - 16:30
会場 オンライン(Zoomウェビナー)
プログラム
総合司会 佐伯 孝弘(清泉女子大学教授)
13:00 - 13:05 挨拶 川上 陽介(研究代表者)
第一部 研究発表 (発表順)
13:05 - 13:25 島田 大助(安田女子大学教授)
「18世紀の日本の笑話本 ―絵の用い方に注目して―」
13:25 - 13:45 荒尾 禎秀(清泉女子大学人文科学研究所客員所員)
「漢文笑話の漢字字体について」
13:45 - 13:50 -休憩-
13:50 - 14:30 王 國良(台湾 台北大学名誉教授)
「中国・朝鮮・日本における漢文笑話の発展・伝播とその比較(中、韓、日漢文笑話之發展.流傳與比較)」
通訳 閻 小妹 (中国語)
14:30 - 14:35 -休憩-
14:35 - 15:15 崔 溶澈(韓国 高麗大学校名誉教授)
「朝鮮時代における漢文笑話集と性笑話の特徴(朝鮮時代의 漢文笑話集과 性笑話의 特徵)」
通訳 全 怡炡 (韓国語)
15:15 - 15:20 -休憩-
15:20 - 15:40 川上 陽介(富山県立大学教授)
「『訳解笑林広記』に見える“笑いのツボ”」
【資料1(PDF)】 【資料2(PDF)】 【資料3(PDF)】
15:40 - 15:50 -休憩-
第二部 合同討議
15:50 - 16:30
通訳 閻 小妹 (中国語)
通訳 全 怡炡 (韓国語)
※技術統括 山口 満(豊橋創造大学教授)
参加方法
どなたでも御参加いただけます。
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問合せ先
富山県立大学 川上 陽介
メール: y-kawakami@pu-toyama.ac.jp
電 話: 0766-56-7500 (内線1334)
※当日のZoomウェビナー参加に関するお問い合わせ
担 当: 山口(myama@sozo.ac.jp)
チラシ
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