第41回白鳥祭は、短大姉妹で開催することができる最後の白鳥祭です。このテーマには、短大1期生から40年間姉たちが繋いできてくださった同期の絆、姉妹の絆、父娘の絆を私たちが未来永劫に繋ぎ、残していくのだという決意を込めました。
【あなたの笑顔が 平和の未来(あした)を創る】
短大には今も創立者の“目の前の一人を大切にする精神”が脈々と受け継がれています。創立者が日本という国を超えて「世界こそ我が国」との思いで世界中の一人ひとりを大切に行動してくださった世界を私たちが受け継ぐだけでなく、人間主義を根本に新たな道を開拓し築いていく。そして、創立者と共に、短大姉妹と共に、いつも支えてくださっている方々と共に、来てくださった“あなた”と共に築いていきたいという思いを込めて“あなたの笑顔”としました。
“平和の未来(あした)”には、毎日の積み重ねがやがて大きな平和の連帯を築いていくことにつながっていくのだとの思いで“未来”と書いて“あした”と読みました。
また“創る”には価値創造の意味を込め、私たちが未来を創り拓いていくという決意をこのテーマに込めました。
このテーマを胸に、感謝を忘れず、創立者が一期生に贈られた“歴史を作りて 歴史を残せと”という言葉の通り、伝統を受け継ぎ守り抜くだけではなく、草創の決意で第41回白鳥祭が短大生全員の原点となるよう、精一杯前進してまいります。
第41回白鳥祭実行委員長:
冨田 友里香さん(40期)
今年は短大開学40周年という節目の年であり、1年生と2年生がそろう最後の年だからこそ、今まで以上に短大姉妹でつくり上げることを大切にしてきました。
短大生は、目の前の一人を大切にしながら、それぞれの場所で白鳥祭に向けて挑戦の毎日を送っています。
その挑戦の中で光る短大生の輝きを白鳥祭でぜひご覧ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
創価大学の学生行事の一つである「創大祭」に合わせ、短大でも独自の行事として「短大祭」を秋に開催されることが決定した。
短大祭に向けて準備が進められていることを知った創立者は、名称を「白鳥祭」としてはどうかと提案。1985年11月4日に第1回白鳥祭が白鳥体育館で盛大に開催された。フィナーレでは、第1回白鳥祭記念歌として制作された「白鳥よ」を合唱し、「白鳥よ」はその後も短大の愛唱歌として歌いつがれることとなった。
翌年の第2回白鳥祭では、初の試みとして展示・模擬店も催された。そして、初日のメインフェスティバルに出席された創立者は、「現実に対する努力と挑戦を忘れず、堅実な前進を続ける人は、必ず幸せの凱歌の人生を築くことができる」、「平凡、地道な歩みのなかにこそ、自分らしい幸福の実像が築かれていく」、「この深き人生のあり方を忘れず、全員が“幸の王女”として明るく、力強く生きぬいてほしい」と語った。メインフェスティバル終了後、創立者は各クラブ・研究会等による展示を見学し、短大生を激動した。