電子メールあるいはメ−リングリストという仕組みは、徐々に古い枠組みになってきており、より簡便で安全な情報交換の手段が求められています。
医療に限らない雑多な情報交換として所謂SNS (facebook, twitter, instagram など)が一般的になって来ましたが医療情報をやり取りするには危うい、安全な情報のやり取りが可能な企業向けクラウドサービス(slack, salesforce, G Suiteなど)は多人数で使用する場合、費用負担が小さくありません。
2018年12月から医療用メッセージングサービスMediLine・クラウド医局という仕組み(細かいところまで理解できてませんが、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインに準拠してるそうです)をクラウド医局管理者道海 秀則医師の御厚意により蔵王セミナーメーリングリスト(ML)登録者向け蔵王セミナークラウド(CL) として使わせて貰ってます。専門医制度風に言うと、一階がMediLine 、二階がクラウド医局、三階が蔵王セミナーCLになります。 Medilineを運営する株式会社シェアメディカルの個人情報保護方針はこちら。参加希望の方はこちらにお進み下さい。安全性を保ちながら、切れ間のないコミュニケーションを実現することができます。
2021年3月
管理の簡便さ・安全性の高さという利点があり全面移行も検討しましたが、蔵王セミナーMLを使い続けたいという要望、情報漏えいの危険性に対する捉え方、新たな取り組みに対する危惧など色んな意見があり、蔵王セミナーMLと併存する形でCLに関しては、椎原が管理するという方針になりました。CLに関するお問い合わせはこちらからどうぞ。 CL/クラウド医局既登録者はこちらからどうぞ。
2022/09/23現在蔵王セミナーCL登録者573名になってます。登録者が増えてきた分サーバーの負担とかも増えてきたそうで、将来的には有料化も視野に入るそうです。広告などの余分な情報無く安全にいろんな情報をやりとりできる仕組みは、臨床・研究等の優先順位の高い課題に集中する為の大きな支えに成ると信じます。皆様のご理解とご協力をお願いします。
2023年1月
MediLineがより高機能なMediLine Workplaceに進化する予定ですが、開発が遅れているそうです。現在MediLineのiOSアプリで文章表示が乱れるという問題が有りますが改善されてません。アンドロイドアプリやブラウザを使った表示では問題ありません。蔵王セミナーML/CLには日本小児神経学会会員でない方も居られるので完全な代替にはなりえませんが、日本小児神経学会でSlackを使った会員相互の交流を図る試みも始まっております。蔵王セミナーCLを今後どうしていくかは今後の様々な動きを見据えて検討いたします。
2024年1月
Version upに伴い、2023年10月上旬から2024年1月9日現在MediLine利用できなくなってます。