有海プロジェクト研究室 Ariumi Project Laboratory

私たちの研究室は、エイズウイルス(HIV-1)をはじめ、B型肝炎ウイルス(HBV)やレトロトランスポゾンLINE-1等、レトロエレメントがヒトの細胞で増殖するメカニズムについて遺伝子と細胞レベルでの研究を進めております。特にHIV-1がヒトのゲノムにどのように転移するのか興味があります。また、ヒトのゲノム内を動き回るレトロトランスポゾンの制御機構について、HIV-1と比較しながら研究を行っております。これらの研究はエイズや肝がん発症メカニズムの解明をはじめ、抗ウイルス薬や遺伝子治療ウイルスベクターの開発にもつながります。




News & Topics

2016. 9. 12-14  Frontiers of Retrovirology Conference 2016 (Erlangen, Germany)において、HIV-1及びLINE-1の抑制因子Rad18について講演しました。
2017. 9. 10-12     2nd International Symposium on RNA Granules 2017 (ハイデルベルグ大学)において、short talk&座長を行いました。
2017.11.3-11.22 ニース大学IRCAN研究所Cristofari研究室において、HIV-1とLINE-1に関する国際共同研究を行いました。
2017.11.24-12.27  バングラディシュダッカ大学より、SumaiyaさんがIRCMS Internship studentとして研究室に参加しています。
2018. 4. 22-29  ニース大学医学部IRCAN研究所より、Aurelien Doucet博士を招聘します。
2018. 4. 23              ニース大学医学部IRCAN研究所  Aurelien Doucet博士 のセミナーを開催予定    
2018. 8.                国立遺伝研 研究集会「転移因子と宿主の相互作用」にて講演予定


研究テーマ                                                                                  
(1)ヒトゲノムを動くレトロエレメントの研究  
   〜HIV-1やHBVのインテグレーション、LINE1のレトロトランスポジションを制御する宿主因子の探索と機能解析〜
   HIV-1がヒトのゲノムに侵入するとどうなるか? 
   ヒトゲノムの大半を占め、ヒトゲノムを動き回るレトロトランスポゾンやB型肝炎ウイルスと比較しながら研究を進めます。
(2)RNA granules及びNuclear bodyのレトロエレメントにおける役割
(3)RNA及びDNAヘリケースのレトロエレメントの生活環における役割
(4)HIV-1の増殖制御に関与する新規宿主因子の同定と機能解析
(5)核内におけるエピソーマルHBV cccDNAゲノムの保持機構と排除方法の確立

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