有海プロジェクト研究室 Ariumi Project Laboratory

私たちの研究室は、エイズウイルス(HIV-1)をはじめ、B型肝炎ウイルス(HBV)やレトロトランスポゾンLINE-1等、レトロエレメントがヒトの細胞で増殖するメカニズムについて遺伝子と細胞レベルでの研究を進めております。特にHIV-1がヒトのゲノムにどのように転移するのか興味があります。また、ヒトのゲノム内を動き回るレトロトランスポゾンの制御機構について、HIV-1と比較しながら研究を行っております。これらの研究はエイズや肝がん発症メカニズムの解明をはじめ、抗ウイルス薬や遺伝子治療ウイルスベクターの開発にもつながります。


News & Topics

2016. 9. 12-14 Frontiers of Retrovirology Conference 2016 (Erlangen, Germany)において、HIV-1及びLINE-1の抑制因子Rad18について講演しました。
2016. 9. 20-24   国際HBV meeting 2016 (Seoul Korea)において、HBxと抗HBV因子との相互作用に関する研究成果を発表しました。
2016.10. 23- 25  第64回日本ウイルス学会学術集会(札幌)において、Rokeyaさんが抗HIV因子Apolipoprotein Eに関する研究成果を口頭発表しました。
2017. 5. 13(土)大学院進学説明会でポスター展示、オープンラボ開催します。ご興味ある方、ラボ見学お待ちしております。
2017. 5. 22-27   Cold Spring Harbor Retroviruses Meeting (NY, USA)において、抗HIV-1因子Apolipoprotein Eに関する研究成果を発表します。


研究テーマ                                                                                  
(1)ヒトゲノムを動くレトロエレメントの研究  
   〜HIV-1やHBVのインテグレーション、LINE1のレトロトランスポジションを制御する宿主因子の探索と機能解析〜
   HIV-1がヒトのゲノムに侵入するとどうなるか? 
   ヒトゲノムの大半を占め、ヒトゲノムを動き回るレトロトランスポゾンやB型肝炎ウイルスと比較しながら研究を進めます。
(2)RNA granules及びNuclear bodyのレトロエレメントにおける役割
(3)RNA及びDNAヘリケースのレトロエレメントの生活環における役割
(4)HIV-1の増殖制御に関与する新規宿主因子の同定と機能解析
(5)核内におけるエピソーマルHBV cccDNAゲノムの保持機構と排除方法の確立

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