2015年4月21日の朝日新聞による吉田寮新棟記事に関する意見表明 2015/06/15

平成27年6月15日


平成27年4月21日付の朝日新聞・吉田寮に関する記事に対する意見表明

吉田寮自治会 


2015年4月21日に朝日新聞の朝刊・地域面にて吉田寮新棟に関する記事が掲載されました。確認しましたところ、この記事は甚だしい事実誤認や意図的に過去の議論の経緯を排したかのような文章であり、吉田寮自治会として大変遺憾の意とともに、以下の意見表明をします。



1 今現在、吉田寮自治会と大学当局との間で現棟の老朽化対策について、建替えではなく、あくまで補修を前提とした対策を議論している最中である。よって記事における「大学当局の主張する建替えと自治会の主張する補修との対立」という内容はまったくの事実誤認である。


2 吉田寮では自治会の代表者という概念はなく、あくまで吉田寮生一人一人を以って吉田寮自治会の構成員としている。よって記事における「自治会の代表者」という内容はまったくの事実誤認である。


3 吉田寮新棟はかつて存在した吉田寮西寮の代替として建築されたものであり、決して吉田寮本棟を解体、建替えを前提とした代替スペースではない。この記事では吉田寮本棟があたかも危険極まりなく、かつ新棟が本棟の代替スペースかのような書き方になっており、極めて遺憾である。


4 この朝日新聞の記事は過去の経緯を排しており、誤解を生む危険性が非常に高いと言わざるを得ない。具体的には1980年代に吉田寮が廃寮の危機にさらされた時(通称「在寮期限闘争」)に、吉田寮生が逮捕される事件が発生したが、なぜ逮捕されたかの経緯がかかれていないままでは、誤解を生むのは想像に難くない。また吉田寮の自治に賛成の人もいれば反対の人もいるという書き方がされているが、これらは主体が誰なのか明示されておらず、非常に曖昧である。そしてそもそも吉田寮が現在本棟の老朽化対策を大学当局との間で協議しているが、なぜ今になって協議を行っているかの経緯が書かれていない。このような曖昧な文章それらに至った経緯を排した文章では読み手に誤解を生じさせる危険がある。


5 1から4にて述べた様に、朝日新聞の吉田寮に関する記事は事実誤認や不正確な文章であり、吉田寮自治会として看過できない。よって吉田寮自治会は朝日新聞に本記事の訂正を求める。

以上