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中分 遥


北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 准教授

高知工科大学 経済・マネジメント学群 客員研究員

University of Oxford, School of Anthropology and Museum Ethnography, Centre for the Study of Social Cohesion, Research Affiliate



nakawake.yo[@]kochi-tech.ac.jp

ORCID: 0000-0002-4911-0740

Google Scholar: LINK

ResearchMap: LINK

GitHub: YNakawake

研究者番号 (e-rad):10934169


研究領域:  文化進化 宗教の認知科学 多数決 物語 


研究室ホームページ(2024.4-) : https://sites.google.com/view/nakawakelab/


自己紹介



私は心理学を専門とし、文化や文化伝達に関わるトピックを研究しています。特に、文化の中でも科学技術・儀礼・物語といったテーマについて研究しています。

最近は、特に文化的多様性に生態学的手法を応用することに関心があります。


また、最近では迷信・占い・陰謀論の認知的基盤や社会的機能に関心があります。



以前は、考古学のプロジェクト(新学術領域:パレオアジア文化史学)にて、文化伝達に関連する心理・数理の研究を行っており、現在でも継続して実施しています。また、関連して民話や民族誌といった文化資料の計量的解析にも関心があります。


また、オックスフォード大学の人類学者を軸とする「宗教と道徳の共進化」に関するプロジェクトに参与していました(Institute of Cognitive and Evolutionary Anthropology, Center for Anthropology and Mind → Centre for the Study of Social Cohesion/)。


宗教や道徳といったテーマに関しては現在でも関心があります。



主な活動領域:社会心理学・人文情報学・認知人類学



最近の研究・関心

・文化進化(e.g., 物語・技術・宗教・道徳・占術など)

・技術革新と思想性(e.g., 宗教・政治信念・迷信・生成系AIへの忌避感)

・生態学と文化(文化的多様性と生態環境)


学歴


2007/04 上智大学国際教養学部 入学

2011/03 上智大学国際教養学部 卒業,  学士(国際教養)主専攻:宗教学・哲学,副専攻:文学

2011/04 上智大学大学院人間科学研究科 博士前期課程 入学

2013/03 上智大学大学院人間科学研究科  博士前期課程 修了,  修士(心理学)社会心理学研究室

2013/04 北海道大学大学院文学研究科 博士後期課程 入学 

2017/03 北海道大学大学院文学研究科 博士後期課程 修了 , 博士(文学)社会心理学研究室

博士論文:「多数決と集合知:認識論的民主主義に対する行動科学的アプローチ」[PDF]

職歴・研究歴


2011-2013: 上智大学総合人間科学部 心理学科 ティーチング・アシスタント

2013-2014, 2016: 北海道大学文学部 ティーチング・アシスタント 

2013-2014: 北海道大学文学研究科 リサーチ・アシスタント

2014-2016: 日本学術振興会特別研究員DC2

2015-2016: 北海道科学大学 非常勤講師(人格心理学) 

2017-2018: University of Oxford, School of Anthropology and Museum Ethnography,  

 Institute of Cognitive and Evolutionary, Post-doctoral fellow

2017-2018: 九州大学大学院 人間環境学研究院 心理学講座 学術共同研究員

2018.4-2020.1: 九州大学大学院 人間環境学研究院 心理学講座 特任助教

2018.4-2019 University of Oxford, School of Anthropology and Museum Ethnography, 

Institute of Cognitive and Evolutionary, Research Associate (2018.11- Research Affiliateに変更)

2019-: University of Oxford, School of Anthropology and Museum Ethnography, 

Centre for the Study of Social Cohesion, Research Affiliate 

2020.2-2023.3 高知工科大学 経済・マネジメント学群 助教

2023.4- 高知工科大学 経済・マネジメント学群 客員研究員

2023.4-2024.3 安田女子大学 心理学部 ビジネス心理学科 講師

2024.4- 北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 准教授



Publication


*equal contribution  


Preprint




紀要・査読なし論文・テクニカルレポート



研究ノート・報告書等


ー パレオアジアB02班の報告書です。仮想矢尻実験についてまとめています。


研究助成等 


2018 -  公益財団法人 りそなアジア・オセアニア財団

「アジア地域における政治観・道徳観の文化的差異と普遍性:フィールド調査・心理学実験による検討」(代表) 2017年4月,金額:700千円

2014 - 2016 日本学術振興会

 「文化進化から生み出される創発性:集合知の観点から」金額:2200千円

2013 - 2014 財団法人科学技術融合振興財団 シミュレーション&ゲーミングの先進的独創的な手法の研究補助金

  「なぜ人のみが過剰に模倣してしまうのか?統計的推論という観点から」 2013年2月,金額:135千円

2012 日本社会心理学会若手研究者奨励賞

  「なぜ有能な個人を選ばないのか?: 社会的学習におけるベストメンバー戦略の再検討」2012年11月,金額:100千円