ウィキリークスの嘘情報と日本のテロ事件

 
 
前のページで説明 したようにこの不可解極まりないウィキリークスですが、実はここには日本の警察にとって都合がいい情報が載っているのです。


【リオネル・デュモン情報】

02~03年頃に日本に来て活動していたとされたアルカイダ系テロリストのフランス人 “リオネル・デュモン” に関する情報なのです。

この情報は「ウィキリークス」で検索すると本家WikiLeaksの次に載っているサイトに載っていました。このサイトはWikiLeaksを日本語に翻訳しているサイトです。

以下のURLはその翻訳サイトのもので、その下はその内容をそのままコピペしたものです。

※コピペの “原文URL” はそのままではつながらないので、翻訳サイトの上にある説明を読んでください。
://wikileaks-japan.blogspot.com/2010/12/blog-post_4416.html

(コピペ)

フランスの対テロ問題の裁判官ジャン=ルイ・ブリュギエールが言うには、アジアは特に懸念されている地域で、長年に渡って日本に居住していたフランス人リオネル・デュモンを逮捕尋問後、日本を拠点とするテロネットワークを発見したという。

原文:http://213.251.145.96/cable/2005/01/05PARIS482.html


 リオネル・デュモンは1990年代後半にフランス北部で数々のテロを起こしたイスラム過激派「ルーベ・ギャング」の一員である。
 デュモンは数年間日本で生活をしていて、日本国内でイスラム過激派の構築に関与していると疑われている。

原文:http://213.251.145.96/cable/2005/08/05PARIS5539.html

(ここまでがコピペ)


という内容です。

日本では04年5月にデュモンの仲間のテロリストとしてバングラデッシュ人の男性がテロ資金に関わるマネーロンダリングをしていた疑いをかけられ逮捕されました。
しかしその後その男性をテロリストとするような証拠は出ず、検察もテロとの関係はなかったことを認めたためテロリストとしての疑いは晴れています。
また日本ではこのデュモンにからむテロ計画やテロリストが見つかったという情報は今まで出ていません。


というわけで、この事件は日本の警察の失態、あるいはそれ以上の “捏造” だったということになるわけです。


しかし “テロリストが日本にいる” というウィキリークスの情報はこの警察のまずい状況を覆す情報になるわけです。
しかもウィキリークスのデュモン情報は、テロ問題の裁判官という人物による証言ですから、捏造説を覆すには説得力のある情報になるわけです。

なので裁判で負けた警察ですが、この情報があれば “警察の捜査はやはり正しかったのでは” ということにすることが出来、警察への疑いを晴らすことができるようになるわけです。
またウィキリークス自体が世界が恐れるほどの情報を公開しているということになっていますから、そこにこのような情報が載っていればさらにその話の説得力が増すわけです。

日本の警察にとってウィキリークスのデュモン情報が都合がいいものであることがわかると思います。


しかし前回の説明のように、このウィキリークス自体が不自然極まりない存在で、そこに日本の警察にとって都合がいい情報が載っているという事実。
なんだか怪しいですね。



【日本の警察の対応が情報を否定した】

その怪しさを示す事実があります。
この日本の警察にとって都合がいいWLのデュモン情報ですが、日本の警察自身があり得ない対応を取っているのです。
それは「アメリカのテロ事件捏造の証拠 その5」 で書いたのと全く同じものです。

フランスのテロ問題の裁判官などが “日本にテロネットワークが存在する” ということを証言したことが事実なら日本がこんなに平和であることが矛盾することになるのです。

これが事実なら現在の日本は



日本にテロリストネットワークが存在する


警視庁公安部テロ情報流出事件でテロリストからの対決メールが届き、さらに警察内部にそのテロリストへの協力者がいる可能性がある


ビン・ラディン殺害の報復テロの危険性がある


という状況に置かれていることになるのです。
この状況が事実なら、もういつどこでテロが起きてもおかしくない状況であることがお分かりいただけると思います。

しかし警察がこれらの状況に対してなにか対応を取っている様子がうかがえるでしょうか。
全く見られません。

本来なら警察は国内に警戒を呼びかけて厳戒態勢をとって、さらに警察は血眼になってテロリストネットワークを探しているはずなのです。
そして日本の警察がフランスに捜査協力を要請していてもおかしくはないのです。

しかし全くそんな情報は出ておらず日本は平和そのものです。


ウィキリークスは世界が怯えるほどの情報を載せているということなので、そこに自分たちが失態を犯したデュモンに関する情報が載っていることを日本の警察が知らないなどあり得ないことです。

その上テロ情報流出事件やビン・ラディン殺害報復テロの恐れがあるはずなのに、警察がそして日本がこんなに静かという状況は話が完全に矛盾しています。

というわけでこの状況からすれば、ウィキリークスのデュモン情報は全くの嘘だったとしか考えられません。
警察自身の対応がそれを物語っているわけですから。


では情報が嘘だとするとフランスの裁判官たちは一体なんのためにウィキリークスにそのような情報を提供したのでしょうか。
本当に裁判官たちはあのような証言をしたのでしょうか。

これらに関しては調べようがありませんが、前回の説明のようにウィキリークス自体やそれを取り巻く各国の対応も不可解極まりない状況になっている。
そこにまた不可解な情報提供が行われていて、それが日本と関係してくる情報であるという事実。

ウィキリークスが怪しいことこの上ないものであることはお分かりいただけると思います。


ちなみにリオネル・デュモンに関してですが、デュモンは日本に来た後ドイツで逮捕され、母国のフランスに引き渡され逮捕されたようですが、フランスのテロに関して検索してもテロに関する情報はせいぜい “テロ警戒情報” くらいしか見当たりません。そしてそこにはデュモンに関する情報は見当たりません。なので恐らく少なくとも9・11以降はフランス国内でデュモンがらみのテロはもちろん、他のアルカイダ系のテロも起きていないと思われます。



次回は今回のデュモン情報からもわかるウィキリークス自体の不可解さに関してさらに説明します。


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