Legend

カンザスシティーの週末

ショッピングモール レジェンド

2008年7月12日

カンザスシティーの週末

Isoko Durbin のブログ集

アメリカ人夫の一言

アメリカ生活録

アメリカで出会ったおいしい料理

 

 

 オクラホマに住んでいる夫の甥と姪は、毎年夏休み、私たちが住んでいるカンザスシティーに1週間から2週間ほど滞在する。彼らのおばあさんである夫の母の家に泊まるのだが、それでも私たちが「ベビーシッター」をしなければならない日が1日か2日くらいある。夫曰く、「嵐のように現れて、嵐のように去ってゆく」恒例行事で、これは毎年夏に行われる嫁としての義務になりつつあるのだが、私は彼らが好きなので、一向に気にはしていない。

 さて、今年はアメリカ独立記念日の後、夫の母が彼らをカンザスシティーまで連れてきた。姉が「今回は遊園地に連れて行く約束を子供達にしたんだけど、一緒に行く?」と言っていた通り、この日は遊園地に行く予定だった。しかし、生憎の雨で急遽予定を変更し、映画館があるショッピングモール「レジェンド」に行くことになった。このモールには、恐竜をテーマにしたデザインが人気のレストラン「T-REX]がある。映画館で「ウォーリー」という子供向けのアニメを見た後、そのレストランで食事をしようというのが私たちのプランだ。

 映画「ウォーリー」は未来の地球を想定したお話で、かわいい絵と子供向けの映画であるにもかかわらず、環境汚染で地球を離れなければいけない人間の将来を描くなど、結構難しい、考えさせられる問題を描いている。私がこの映画で一番気に入ったのは、人間が作ったロボット「ウォーりー」には感情があり、人間が去った700年後、地球に戻ってきたロボットの「イブ」に恋をする。彼がイブに出会う確率とは、天文学的な数字ではないだろうか。なにしろ、宇宙の彼方から歳月を経て出会ったのである。彼らの巡り合いを通して、私が夫に出会ったのも、ただ単に偶然ではなかったと、なんだかロマンチックに思った。宇宙の遥かなる営みの中、同じ時に同じ場所に存在し、人生を共にする出会いなど、天文学的な確率である。人はどこにでもいる。しかし、存在することの共同運命について考えたら、人と人との繋がりとは、とても不思議なものである。

 さて、映画館を出ると目の前に噴水がある。生憎の曇り空にもかかわらず、噴水の周りには多くの家族連れがいた。夫が彼の会社から映画の鑑賞券をもらったため、去年のクリスマスの数日前にここを訪れた時は、この噴水に水は無く、大きなクリスマスツリーが飾られていた。なので、水を噴き上げている噴水を見たときは少々驚いた。しかし、噴水フリークの私にとっては良いサプライズである。曇り空のため、あまりいい写真が撮れなかったのは残念であるが。

 恐竜レストラン「T-REX]の前には、夫の叔母の一人が待っていた。彼の母が予め電話をしていたので、一緒に食事をするためにやって来たのだ。彼女はアメリカ独立記念日のお休みに、フロリダに行っており、その土産話をしばらくしていた。そしてT-REX の中に入るが、たくさん人がい過ぎる。それで、レストラン内にあるお土産ショップに行き、中の様子を見学させてもらうだけにした。店の中には写真にもある通り、巨大な恐竜たちがたくさんおり、見ているだけで楽しかった。子供のエンターテーメントにはもってこいの場所だ。レストランの各テーブルにはテーマがあり、そのテーマに沿った内装がなかなか面白い。食事をしなかったので、味の程は分からないが、行ってみる価値はある場所だと思う。

 T-REX を出て、本当に食事をするレストランを探すために、モール内を歩くことにする。休日のため、たくさんの人がいた。このモールには多くのレストランの他、カジュアル系の洋服屋やアウトレットもある。私たちは今回こういった店には行かなかったが、アウトレットなどは次の機会に行きたいと思う。このモールの近くには「Nebraska Furniture Mart」という、たぶんこの地方で一番大きな家具屋があるので、カンザスシティー近郊に引っ越す機会のある方はチェックしてみる価値はある。Nebraska Furniture Mart は品数が多いし、値段も良心的である。私が学生時代住んでいたネブラスカ州オマハに本店があり、私にとっては馴染みのある店だ。

 モール内を全て歩き回った後、結局モールの近くではあるが少し歩かなければならない「アップルビーズ」という全国チェーン店のレストランに行くことになった。私は結構アップルビーズが好きだ。ここで私は「カリフォルニア・シュリンプ・サラダ」を注文した。レタスが中心のサラダに、アボカドとえびが入っており、とてもおいしかった。夫は「ケルセディアス・バーガー」と言って、トルティアスにハンバーガーがはさまれたものを注文した。夫と一緒にレストランに行くと、いつも半分ずつ分け合って食べるのだが、この日も夫のケルセデイアスを少し貰い、自分のシュリンプサラダを彼に分け与えて食べた。あと、夫のフライドポテトも香ばしくて、彼以上に食べた。とてもとてもおいしかった。やんちゃな子供達にたまに目を配らなければならないが、楽しく食事をし、良い一日となった。