First Friday 2

カンザスシティーの週末

ファーストフライデー 2

2008年9月5日

カンザスシティーの週末

Isoko Durbin のブログ集

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アメリカ生活録

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 以前、私が所属するSGI-USA(アメリカ創価学会)が、カンザスシティーのダウンタウンが行う「ファーストフライデー」に参加していることを紹介したが、創価学会でのオープンハウスを終了した後(今回もカタカナでアメリカ人の名前をたくさん書いた!)、他のファーストフライデーも見に行こうと、夫と一緒に「Crossroad Art District」に繰り出した。ファーストフライデーは今年で3年目になるというのに、他のファーストフライデーを見ることなく、今まで終わっていたのだが、街に繰り出してから、今まで多くのものを見過ごしてきたことに、すぐ気付いた。路上のあちこちでバンドによる演奏や、ダンスなどのパフォーマンスが繰り広げられていたのである。創価学会の会館が、Crossroad Art Districtの端にあるため、今まで他のファーストフライデーを見ること無しに過ごしてきたのだ。ほんの目と鼻の先にあるものでも、実際に足を踏み入れてみないと良く分からないものだと思った。上の写真は、消防車によって車進入禁止になった路上で行われていたバンドの演奏である。彼らは地元のバーなどで活躍しているプロのバンドなのか、演奏はとても上手だった。こんな演奏を無料で聴けるのだから、今までファーストフライデーを見過ごしてきたことを後悔したのも、分かってもらえるだろう。このバンドの前には、たくさんの人たちが集まっていた。

 路上には、店を持たないアーティストが、自作の絵を並べていた。この界隈には画廊が多く、明かりが点いた店先からは、絵画とたくさんの人たちがおしゃべりしているのが見えた。夫はどうも美術に興味がないらしく、こういったギャラリーに入ろうとはしなかったので、次回は一人で来て、ギャラリー巡りをしたいと思う。

 

 一際たくさんの人たちが集まっている一角があった。小さなかわいい店が立ち並ぶ通りで、ライトが点いたフラフープをくるくる回す若者たちがいた。夜の路上で写真を撮ると、シャッターが切れるまでに時間がかかるため、私が持っているカメラごときではあまりいい写真が取れないのだが、幸いにもこれは良く撮れたと、自分では思っている。真ん中の女の子が回しているフラフープのライトが弧を描いて、幻想的な写真になった。パフォーマンスをしている若者達も楽しそうだった。この一角にもバンドの演奏があり、店先に椅子を出しているコーヒーショップの客が演奏を聞いていた。夜の9時を過ぎているというのに、店には人々が溢れていた。たぶんファーストフライデーが無ければ、この辺がこんなにたくさんの人で溢れることは無いのであろうが、今回私が体験したように、この界隈をファーストフライデーで知ることになった人は多いと思う。それ故、ファーストフライデーがこの街に及ぼしている影響力は大きく、それに参加している自分も、それに貢献しているんだと、嬉しくなった。ファーストフライデーでは、外にアルコールを持ち出すことを禁止しているのか、若者がたくさんいる夜の町にも係わらず、酔っ払いがいないのが良い。ファーストフライデーが成功している秘訣かもしれない。

 

 この写真も路上のパフォーマンスである。喧嘩をしているように見えるかもしれないが、これはダンスなのだ。たぶんラテンアメリカのどこかの国のダンスだと思う。動きが早いので、暗い路上で撮ると、このようになる。しかし、これも動きの軌跡が分かり、かえって私は気に入っている。アメリカの夜の街をうまく表しているのではないか。このダンスはカンフーのように、「蹴り」や「殴る」ポーズをスパッ、スパッと入れる。このパフォーマーの前にもたくさんの人たちが集まっていた。こうして他のパフォーマンスを見ていると、私たちのファーストフライデーとは大きく違うのが分かる。この日など、駐車場で、日本人のおばさんたちが「東京音頭」を踊ったばかりだ。私の「カタカナ名前書き」も、他のファーストフライデーでは見られない。

 この通りの向こうに「J Design」というインテリアの店があったので、中に入ってみた。この店もたくさんの人々で溢れかえり、おしゃれな家具やランプなどが展示されていた。全て手作りなのか、お値段もかなり立派なものだった。このインテリアショップの横にはピザ屋があり、外で食べている人がたくさんいた。近くのガソリンスタンドで緑茶のボトルを買い(最近はアメリカでも緑茶が流行っている)、車に戻り家に帰ることにした。僅か1時間ほどの散歩であったが、また一つ新しい物を発見し、満足な夜の一時だった。