Crown Center

カンザスシティーの週末

クラウンセンター

2009年1月11日

カンザスシティーの週末

Isoko Durbin のブログ集

アメリカ人夫の一言

アメリカ生活録

アメリカで出会ったおいしい料理

 

 

 

 今日は、私のカンザスシティー生活において画期的なことが起こった。「駐車」という大きな課題を克服して、今日一人でダウンタウンのショッピングセンター、クラウンセンターまで行ったのだ。私がまだ学生でネブラスカ州オマハ市に住んでいた頃、将来夫となる当時のボーイフレンドの家に遊びに行った時、彼がこのクラウンセンターに私を連れてきてくれた。その時はまだカンザスシティーについて何も知らなかったので、このクラウンセンターがカンザスシティーの中心地だと思っていた。実際、ここでは「アイリッシュフェスティバル」等、色々な催し物が行われるようだ。その時は、このビルの中にある映画館で「Son of the Mask」を見に行った。それ以降、数回来た事があるきりで、後進できない車に乗っている私にとっては、狭い駐車場に駐車しなければならなず、一方通行が多いダウンタウンに行くのは、大きな不安が付きまとう物だった。もし、後ろに進まなければならない状態になったらどうしようと、どうしても一人で踏み込むことができなかったのだ。しかし今日、「一人でクラウンセンターやその近くのユニオンステーションに行けるようになりたい!」と奮起し、一人でクラウンセンターの駐車場まで車で入ってみた。以前行った時は確か無料のはずだったが、今でもそうなのだろうかと、少々不安ながら入口を通過したが、何事もなく中に入れた。ここの駐車場は週末だけ無料になるようだ。中は天井が低いながらもスペースは広く、絶対車を押さなくても発車できる場所に駐車できた。真剣にこれは、私にとって大きな達成なのである。「これで、一人でクラウンセンターまで来れる!近くのユニオンステーションは有料の駐車場しかないけど、ここに駐車すれば、駐車代を気にすることなく自由に遊べる!」とかなり感激であった。なので次回は、近くのユニオンステーションを取材したいと思う。

 さて、私はまず昼食を食べようと思った。時間は2時過ぎだったのだが、まだランチを食べていなかったのだ。大きなガラス張りのドアを開けると、大きなフードコートが見える。たくさんのテーブルと椅子が並べられており、周りにある店から食事を運んで自由に食べられる雰囲気だった。私はたまにカフェで本を読んだり書き物をしたりしたいなと思うときがあるので、こういった場所はありがたい。駐車場の件が解決したので、カフェに行きたい時は、ここに来ても良いかもと思った。このフードコートには、べーグル、アイスクリーム、タコス、ハンバーガー、イタリアン、中華と、かなり色々なレストランがある。実はこのフードコートの隣に、日本食レストラン「歌舞伎」がある。一度友人達と一緒に行ったことがあるが、なかなかおいしかった。しかし、今回はなぜか以前に食べた中華にすることにした。しかし店の中に入り、料理がほとんど残っていないケースを見て、後悔することになる。仕方がないので、中華風焼きそばとたくさん残っていたチキンの揚げ物を注文した。焼きそばはおいしかったが、チキンには閉口した。大きな衣に甘いソースがかけてあったのだが、かなり胸焼け気味の食事である。入口のべーグル屋でサンドイッチでも頼めばよかった。次回はそうしよう。

 私が食べていたテーブルから、お誕生会をしている子供達のグループが見えた。小さな男の子達が20人ほどケーキを食べ、その周りで親たちが見ている。その親たちを見て、なんだか普段見るアメリカ人とはかなり違うような気がした。「肥満体型」の人が一人もいないのである。ダウンタウンに来ると若い人が多いので、肥満体型の人が減るのは当然かもしれないが、私の会社では、若い人でも超肥満の人たちはたくさんいる。「何が違うのだろう」と思った。ライフスタイルが違うのだろうか。一体あの子供達はどんなグループなのだろうか。子供のお誕生会を見守る小ぎれいなアメリカ人に、たまにはこういった場所に来て、自分のセンスを磨いた方が良いと思った。

 

 

 さて食事を済ませ、2階の「Crayola」に行ってみた。Crayolaはクレヨンの会社であるが、ここクラウンセンターにはクレヨンを使った展示や、お絵かきが自由にできるコーナーがあり、子供達にとっては楽しい場所である。大人にとっても、カラフルでかわいい展示は、見ているだけでも楽しい。ここでは、色の組み合わせについて学べる仕組みになっている。この場所にも、夫と一緒に初めて来た時、訪れている。

 このクラウンセンターは日本のデパートのように、一つのビルの中にたくさんのお店がある。最近のアメリカでは、外に一軒一軒のお店が直接並ぶ形態のモールが主流であるため、日本のデパートにいるような、別世界に行ったような気分だった。カンザスシティーでも、やはりダウンタウンは広々と店を一面に広げることはできないのかと、少々カルチャーショックである。自分が住んでいる場所が、ずいぶん田舎に感じるのだ。そんなことを思いながら歩いていると、「キティーちゃん」を売っているお店に遭遇する。実は私は小さい時、キティーちゃんグッズを集めていたので、今でもキティーちゃんには深い思い入れがある。ここアメリカでも、キティーちゃんは大人気で、かなり定着しつつある。キティーちゃん大好き人間の私の友達に、この店のことを後で告げたら、大変喜んでいた。ちなみにキティーちゃんは、「Hello Kitty」とアメリカでは呼ばれている。

 このクラウンセンターは、「ウエスティンホテル」と直接つながっている。同系列なのかどうかはよく知らないが、適当に歩いていると、いつの間にかホテル側に来ているといった感じである。食事をした後、化粧直しにこのホテルのトイレに入ってみた。中は少し古く感じたが、ソファが置いてあり、ゆっくり化粧直しをするには良い場所であった。洗面台の鏡を見ていると、なんだか、いつもと違う「言葉」がBGMから流れてくる。よく聞いてみると、なんとそれは日本語の曲だった。久しく日本の歌謡曲など聴いていない私は、それが誰の歌なのかはわからなかったが、日本語の歌をカンザスシティーのホテルで聴けるとは思わなかった。

この後、全ての店をくまなく見回り、すぐ近くのワシントン・スクエアの写真を撮り、クラウンセンターのすぐ前にあるアイススケート場で、また写真を撮り、駐車場に向かった。