Craft Show

カンザスシティーの週末

手芸展示会

2008年12月6日

カンザスシティーの週末

Isoko Durbin のブログ集

アメリカ人夫の一言

アメリカ生活録

アメリカで出会ったおいしい料理

 

 先日、運転していると、止まった信号の横に「クラフト・ショー、Winnetonka 高校にて」という小さな看板を見つけた。Winnetonka高校といえば、うちの近くの高校ではないか。地元の高校で行われるクラフト・ショーなど、たいしたことはないだろうと思ったが、他に何かの予定があるわけでもなかったので、行ってみることにした。

 駐車場に着くと、意外にたくさんの車が停まっている。私は、アメリカの大学を卒業したが、高校に通ったことはないので、実際に校舎の中に入ってみるのは興味深かった。入口を入るとすぐに出展している人たちの店がある。一番最初に目に入ったのが、ジュエリー屋だった。ブレスレットが3ドルからと、かなりお値打ちだと思った。ちらちらと見てみると、なかなか私好みである。その前では、似顔絵を描いている男性が、母親に抱かれた赤ちゃんを相手に奮闘していた。子供は大人のようにポーズを取ってくれないので、なかなか大変そうだった。手作りのキャンドルを売っている人もいた。甘い香りがして、いい感じだった。

 廊下には、縦に長いロッカーがたくさん並んでいた。よくアメリカ映画で見る通りである。アメリカでは優秀な学生を表彰することがよくある。この学校の廊下にも優秀な生徒たちの写真が飾ってあった。生徒達は皆、高校のブルゾンを着ていた。たまに、クラブ活動で学校に来ているのか、学校のジャージを着た生徒達を見た。なんだか自分の中学、高校時代を見るようで、この辺は日米あまり差がないように思う。

  体育館の中には、更にたくさんのお店があった。クリスマスの飾り物等、季節物も多かった。ランプ、キャンドル、キルト等、数多くある品物の中から、一番上の写真にある花瓶に入ったクリスマスライトはきれいだと思ったので、写真を撮らせてもらった。ミズーリ州には、今でも昔ながらの生活を厳格に守る「アーミッシュ」というクリスチャンが住んでいるのだが、彼らも手作り用品を売りに来ていた。どこかのインターネットの記事で、アーミッシュの世界では、写真を撮られるのはいけないこと、と読んだので、彼らの写真は撮らないことにした。どんな人たちも、文化や生活様式は尊重されるべきである。アーミッシュの人々は、ファーマーズマーケットで良く見かける。夫の父は、ミズーリ州の田舎に家を持っているのだが、彼の家に行った時、アーミッシュの人たちが馬車に乗って、普通に町中を通っているのを見た。彼らをとてもかわいらしいと思ったのを覚えている。今でも、大草原の小さな家のような服を着、生活をしているのである。

 あまり時間がなかったのでじっくり見ることができなかったのが残念だったが、入口付近で最初にみたジュエリーが気になり、そこに戻ることにした。今回のクラフトショーは、ただ単に見学だけと思っていたのだが、お手頃価格のアクセサリーがあったので、自分用に何か買いたくなったのだ。小さな真珠が2連になり、間に赤や青のクリスタルがついた手作りのブレスレットが、たったの7ドルだった。こんなにゴージャスで7ドルとは!と、テンションが急激に上がり、真剣に選び出した。なにせ現金を持ち歩かない主義なので、7ドルと言えども、財布の中身と相談すると、一つしか買えない。たくさんある中から、青いクリスタルがついた真珠2連のブレスレットを買った。もっと現金があれば、夫の母のクリスマスプレゼントとして、他にも買いたかったなと思った。ブレスレットの製作者であろう、店番をしていた女性と、彼女の夫と思われる男性の写真を撮らせてもらった。家に帰ってから、夫にブレスレットを7ドルで買ったと言うと、「名刺を貰ってくれば良かったのに」と言った。全くその通りである。こんなに安くて気に入ったものを売っている店は、そうそう無い。残念だが、来年のクラフトショーまで待たねばならないのだろうか。どこかで偶然また巡りあったら、今度はぜひ名刺を貰っておこう。

 あまり期待していなかったクラフトショーだったが、意外に収穫は大きかった。また来年もやってくれると良いなと思う。