After After Thanksgiving

カンザスシティーの週末

ブラック・フライデーの後

2008年11月28日

Isoko Durbin の著書

わかりやすいとアメリカ人に好評

英語で書いた日本語動詞テキスト

Speak Like Native Speakers Japanese Verb Conjugation I

 

ダービン家 地球を行く

カンザスシティーの週末

Isoko Durbin のブログ集

アメリカ人夫の一言

What a Japanese Wife Said

アメリカ生活録

アメリカで出会ったおいしい料理

 

 

 11月の第4木曜日が感謝祭、サンクスギビングなら、その翌日、11月の第4金曜日はブラック・フライデーだ。この日はクリスマス商戦の初日であり、全国的に大バーゲンが行われる。人気の店では、朝4時前から買い物客が行列を作り、開店を待つ。開店と同時に客は店にどっと押し寄せ、我先にお目当ての商品をカートに入れる。このような状況では、悠長にウインドーショッピングなどと言ってられないので、予め広告をチェックし、何を買うか計画を立てておく必要がある。去年の私は、6割引をしていたKohl's に行った。ほとんどの商品が6割以上であった上に、50ドルのお買い上げごとに、確か10ドルの商品券が貰えた。

 去年、張り切ってブラック・フライデーに挑戦した私たちだったが、今年はどうも買い物意欲がなく、感謝祭の夜遅くまで起きていたこともあって、朝4時前に起きてまでブラック・フライデーに行く気がしなかった。そこで朝寝坊をし、仕事に行く夫のお弁当を作ることさえ怠った私は、午前中は溜まっていたブログ更新をしたり、テレビを見たりと、ずいぶん遅くまで家でゴロゴロしていた。しかし、やはり少しはブラック・フライデーの気分が味わいたいと思い、3時頃やっと車に乗る。以前シティーマーケットにある店で見つけたランプをもう一度観察し、できたら同じような物を自分で作ってみたいと思ったので、シティーマーケットに行ってみることにした。

 雨が降りそうな曇り空の下、寒々としたシティーマーケットは、あまり客もなく閑散としていた。しかし、蒸気船の博物館前だけは、観光客がたくさん集まり賑わっている。観光客の群れをすり抜け、商店街の一番奥にあるその店まで歩いていった。アメリカに古くからある小物を取り扱っているその店は、案の定、閉まっていた。しかし、写真を撮るのを目的にしていたので、店員がいないのはかえって好条件であった。店の前には網目になったシャッターが引かれていたが、店内は外からでも見える。もしかしたら防犯カメラに写っていて、怪しい東洋人と思われたかもしれないが、別に違法なことをしているとは思わなかったので、思う存分写真を撮った。お目当ての緑のランプの写真を撮った後は、近くにあった大きな兵隊の人形とクリスマスツリーも、写真に収めた。クリスマスの時期になると、このような兵隊の人形が街にお目見えする。2階の通路にあるクリスマスツリーを見上げながら、誰もいない商店街というのは寂しいものだと思った。特にそれがブラック・フライデーの日なら、なおさらである。やはり、どんなに眠くとも早起きをして、Kohl's でもTargetでもどこでもいいから、どこかのブラックフライデーに行けば良かったと思った。

「来年は必ず行こう。」

クリスマスツリーを見上げながら、そんなことを考えた。