戸川純‎ > ‎

コンドルが飛んでくる

無謀すぎる賭だぞと とめる親兄弟 
ありがとうと振りきって 走って行った走った 
丘を越え 谷を渡り 
沼につかり とにもかくにも かの場所へ 


目かくしし全速力で 砂漠だの荒野を 
生まれたままの姿で 走って行った走った 
今どこに どの方角へ 
朝か夜かも わからないまま かの場所へ 


いやな声 嬉しい声 
罵声賛辞 浴びては走るひた走る 


目かくしし全速力で 砂漠だの荒野を 
生まれたままの姿で 走って行った走った 
今どこにどの方角へ 
朝か夜かも わからないまま かの場所へ 


はだしで走ってく 
はだしの足 岩をかけるたびに はだかのうでにうごくものがある 
はだしの足が血まみれになると はだかのうでの皮膚を突き破り 
はだしの足が宙にふと浮いて はだかのうでにのびる太い羽根 
はだしのあしが空に踊るとき はばたく大きな羽根がはばたく


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飞翔的秃鹫

亲人试图阻止我这个鲁莽的赌徒
谢绝了他们 我夺路而逃
越过山丘 穿过峡谷
直到身陷泥沼

蒙上双眼全速狂奔
以初生幼儿之姿 在沙漠的荒野中跑个不停
向着一个我既不知道在哪也不知道方向
连现在是白天还是黑夜都不清楚的地方而行

不满的声音 快乐的声音
沐浴在谩骂与赞颂中 我跑个不停

蒙上双眼全速狂奔
以初生幼儿之姿 在沙漠的荒野中跑个不停
向着一个我既不知道在哪也不知道方向
连现在是白天还是黑夜都不清楚的地方而行

全身赤裸 跑个不停
每当我赤裸的双脚踏上岩石 赤裸的手臂上就有什么东西在蠢蠢欲动
当我赤裸的双脚染红鲜血 赤裸的手臂被顶得皮肤破裂
当我赤裸的双脚浮在空中 赤裸的手臂长出了厚厚的羽毛
当我赤裸的双脚在天上翩翩起舞 我已振翅而飞
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