ホウオウゴケでウィローモス絨毯
ホウオウゴケでウィローモス絨毯
ホウオウゴケ科[A]のモス
ウィローモスで絨毯を作りますが、ホウオウゴケの場合、どういう風にセットするのがよいでしょうか?
ホウオウゴケは、水が滴るようなところで自生しているモスです。つまり、アクアリウムにも適応性が高いモスです。
しかし、よく販売されているホウオウゴケは綺麗で立派すぎませんか?
これは水草でよくあることなのですが、陸上葉と水中葉のような違いで、おそらく採種した直後のホウオウゴケを販売していることが多いと思います。
そうしなくてはとてつもない時間がかかってしまいますから、当然ですが。
たとえば、この綺麗なホウオウゴケを水槽に入れると、やはり、立派な部分は屋外の日光で育っていますので、水槽では茶色くなってしまいます。そして、先端からその水槽の環境に適応したホウオウゴケの新芽が生えてきます。これは、販売されていたものとだいぶ違うと思います。
これががっくりしてしまうところです。
きれいなホウオウゴケの塊を水槽に配置すると、根本は茶色くて新芽が色が鮮やかで、やけに不格好になってしまいます。
ここでベストなのはせっかく買った綺麗なホウオウゴケをハサミでバラバラに切り刻んでください。
ほんとに微妙な気分になります。そして、巻きつけていきます。
もうこれは普通のウィローモスとは比べ物にならないくらい、面倒です。ホウオウゴケって、無数の小さい葉があって、それを切るととんでもなく細かい破片になってしまいます。
そして、最後までやりきれる自信がある方だけやってください。途中で発狂してしまって、やめると台なしです。
ホウオウゴケで絨毯を作りたいと思いませんか?
まずは第一歩で、平たい物に巻き付けてウィローモスマットみたいにして絨毯のパーツを作って見るといいかもしれません。
それをいくつか組み合わせて、本物のビルの絨毯のようにマットを敷いていくと綺麗な絨毯の完成です。
とにかく、POINTはホウオウゴケは、水槽に入れると、そこから先が異なった姿で成長してしまいますので、綺麗なホウオウゴケにはご注意を。
ホウオウゴケ科[D]