2019年5月10日、第16回口頭弁論後の報告集会は午後5時から、参議院議員会館101会議室で開かれた。 最初に神原弁護士が、裁判所は「朝日新聞社第三者委員会報告書」をどのように使おうとしているのか、なぜそれが植村側に不利なのか、などについて予測を交えて解説をした。続いて札幌弁護団の小野寺信勝弁護士が、札幌控訴審の重要な論点と裁判所の訴訟指揮ぶりについて説明をした。 このあと、徃住嘉文さん(元北海道新聞記者)、西嶋真司さん(映像ジャーナリスト)、植村隆さんが順に話した。 徃住さんは、櫻井よしこ氏の言説の重大な変遷を詳細に読み解いて、ジャーナリストとしての揺れと乱れを厳しく批判した。西嶋さんは、制作中の映画「標的」のクラウドファンディングへの支援と協力を呼びかけた。植村さんは、「裁判が進むにつれて、私への捏造批判がデタラメだったという証拠が次々に出てくる。多くの人と一緒にたたかう充実感がある」と語った。 神原弁護士から植村さんまで、マイクを握る人はみな明るく元気がよかった。法廷の重苦しい空気はどこかに行ってしまったようだった。集会の参加者は50人ほど。閉会は午後6時50分だった。
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