東京科学大学裏千家茶道部は、裏千家の茶道の稽古を行っている本学で唯一の団体であり、科学大の公認サークルです。
部員の多くが大学に入学して初めて茶道を習っています。
サークル棟1(セブンイレブン隣)の2階の部室に然々庵(ねんねんあん)という茶室を構えています。
2025年で創立79年を迎えます。
通常の稽古
日時: 毎週木・金曜日 17時~20時 (16時から準備)
場所: サークル棟1 2階 212号室
↑ 活動の様子
毎週木曜・金曜、部室に先生をお招きして指導していただいております。木曜日の4コマ目が空きコマの人どうしで協力して3時頃から稽古の準備を始めます。学業が優先ですので、木曜日の5コマ目まで講義や実験が入っていても途中から稽古に参加して構いません。
1年生は、1・2Qは割り稽古(茶道の基本動作など)・風炉薄茶運び・工大祭茶会に向けた棚点前を中心に稽古しています。3・4Qは炉濃茶点前を中心に稽古しています。
2年生以上は、薄茶・濃茶・小習・茶箱・立礼など、自由に練習しています。
部員には、部費として3ヶ月ごとに5000円を支払ってもらっています。
茶道部で稽古を続けていると、裏千家から許状および資格証を頂くことができます。許状については裏千家のサイトを参照してください。
主な年間行事
4月 - 新歓期間
春季茶会
8月 - 茶碗づくり
8 or 9月 - 合宿
11月 - 大学祭茶会
歳暮茶会・秋季茶会(状況により)
茶碗作りについて
本茶道部では、部員が近くの工房で自分の茶碗を手作りし、工大祭茶会でその茶碗をお披露目しています。工大祭が終わってからも、普段の稽古で自分や他の部員が作った茶碗を扱うことができます。
合宿について
年に数回合宿を行っています。夏季の合宿では大学祭での茶会に向けて点前の練習をします。2019年の合宿のしおりを掲載します。
合宿地
2024年9月11日〜13日(2泊3日) 千葉県南房総市〜川きん〜
2024年3月7日〜9日(2泊3日) 千葉県南房総市 ~川きん~
2023年9月13日〜15日(2泊3日) 千葉県南房総市 ~川きん~
2019年9月5日〜7日(2泊3日) 千葉県南房総市 ~川きん~
2018年9月5日~7日(2泊3日) 千葉県南房総市 ~川きん~
2017年9月4日~6日(2泊3日) 千葉県南房総市 ~ 川きん~
2016年9月1日~3日(2泊3日) 静岡県熱海市 ~旅館 芳泉閣~
2014年 9月 5日~7日(2泊3日) 静岡県熱海市 ~旅館 芳泉閣~
2012年9月9日~11日(2泊3日) 群馬県吾妻郡草津町 ~草津温泉・草津セミナーハウス~
2011年9月26日~28日(2泊3日) 群馬県渋川市伊香保町 ~伊香保温泉~
2010年8月8日~9日(1泊2日) 茨城県水戸市・ 笠間市
2009年9月21日~23日(2泊3日) 静岡県御殿場市 ~国立中央青少年交流の家~
2012年群馬県吾妻郡草津町における合宿の様子
2017年千葉県の川きんでの合宿の様子
11月 - 大学祭茶会
東京工業大学の大学祭で茶会を行います。
一年生はこれが初めての茶会となるので、まずはこの茶会に向けて練習をすることになります。
(2024年度は状況により一年生の初めての茶会が他の茶会になる可能性があります。)
12月 - 歳暮茶会(本茶道部の本茶会です)
一年間の活動の最後となる茶会です。例年はここで三年生は引退となります。(ただし、四年生以降も茶道部を続けるという選択は可能です。)
コロナ以降、定例茶会の再検討をしております。状況により本サイト・X(Twitter)にてお知らせします。
場所は、上野毛の五島美術館や上野の東京国立博物館の茶室を使用させていただいております。
4月 - 春季茶会
本学大岡山キャンパスにおいて、晴天時は桜並木の下で野点席を設けます。
2017年、2018年は旅箪笥を、2019年は茶箱、2023年は御園棚を用いました。
他大学との交流
他大学も同じようにお茶会を開催しており、よく部員も参加しております。
また、他大学の茶道部員の方にも本茶道部の茶会によくお越しいただいております。
お茶会とは別に、関東圏の大学茶道部の集まる「交流会」というものがあり、そこで、様々な大学の方と交流を広げております。この交流会は三か月に一回程度開催されます。なんと2017年の幹事は本茶道部の当時の前副部長が務めており、2023年現在も部員が幹事を務めました。
その他の活動
過去には、茶事、茶杓作りを行ったことがあります。現在でも普段の稽古で卒業生作の茶杓を使用しています。