『開戦前夜の「グッバイ・ジャパン」―あなたはスパイだったのですか?』 出版記念会&ピーストーク

日米開戦をめぐり情勢が緊迫し、ゾルゲ・スパイ団などの諜報機関が暗躍した1940年代初頭の東京。さまざまな思惑や駆け引きが交錯する混沌の最中から歴史的スクープを連発した米国人ジャーナリスト、ジョセフ・ニューマンの謎に迫る著作『開戦前夜の「グッバイ・ジャパン」―あなたはスパイだったのですか』が、このたび現代企画室より刊行されます。

国益のぶつかり合いに翻弄されながら、開戦を食い止めようと努力する人びと。一寸先も見えぬ状況で、「真実」を突き止めようともがくジャーナリスト。本書に描かれているのは、「戦争」という不条理な奈落に滑り落ちていく時代に、どうにかして自らの意思をもって立ちあがろうと奮闘した人間のドラマでもあります。

スパイとは何か、ジャーナリストとは何か? 第2次世界大戦期と70年後の現在で、国家と報道機関の関係は何が変わったのか? 今もなお戦争が止まぬ世界で、「ジャーナリズム」が果たす役割とは?

本書の出版を記念し、著者・伊藤三郎氏と現代企画室編集長・太田昌国氏によるピーストーク&出版記念会を開催します。

日時:2010年5月30日 14:00より
*トークは14:30から1時間半程度を予定。その後、17:00頃まで歓談・交流の場を設けたいと思います。

会費:1,200円 (紅茶/コーヒー付き)
*当日会場にて、『開戦前夜の「グッバイ・ジャパン」』を特別価格にて販売いたします。

出演者プロフィール

伊藤 三郎(いとう・さぶろう) ジャーナリスト。1940年、兵庫県生まれ。63年、慶応義塾大経済学部卒、朝日新聞社入社。経済部記者を経て78―80年、ロンドン特派員。雑誌「AERA」副編集長、編集委員、フォーラム事務局長、朝日カルチャーセンター・札幌社長、福山大学客員教授などを歴任。94―96年、「政府税制調査会」特別委員。現在、日本記者クラブ会員。著書に『軍拡症を診断する』(「朝日新聞」)、『日本共産党』(同、共著)など。

太田昌国(おおた・まさくに)南北問題・民族問題研究。1943年、北海道生まれ。現代企画室勤務。主な著書に『鏡としての異境』(記録社、1987年)、 『鏡のなかの帝国』(現代企画室、1991年)、『〈異世界・同時代〉乱反射』(同、1996年)、『「ペルー人質事件」解読のための21章』(同、1997年)、『日本ナショナリズム解体新書』(同、2000年)、『「拉致」異論』(太田出版、2003年。現在は河出文庫)、『チェ・ゲバラ プレイバック』(現代企画室、2009年)など。
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