・トチノキ

トチノキ 栃の木 橡の木

トチノキ 栃の木 橡の木 terradiart(C)

トチノキ科トチノキ属
分布地:札幌市以南から九州
樹高:20Mから30M 落葉高木

山地の沢沿いなどの湿った場所にに多く分布する。

掌状の葉の形が特徴で、5月から6月に円錐状に直立した白い花を咲かせる。蜜源として重要。

9月から10月に硬い殻を持った実が割れ、中からクリのような皮をつけた栃の実が落ちる。これを加工して栃餅がつくられる。

材は緻密で表面に光沢がある。
美しい杢目模様があるものは珍重される。
軽く加工しやすいので家具、器、彫刻材として使用される事が多い。







撮影地:福島県奥会津


推定樹齢500年とされる栃の木です。 高さは約33M、幹周りは約7.20Mあります。


トチノキ 栃の木 橡の木 terradiart(C) トチノキ 栃の木 橡の木 terradiart(C)


5月から6月にかけて、円錐形の花を咲かせ、蜂の蜜源植物としても良く知られています。
都会の街路樹として見かけられるマロニエの樹も同じトチノキ科の樹木です。


































トチノキ 栃の木 橡の木 terradiart(C)

トチノキ 栃の木 橡の木 terradiart(C)






























写真左:芽吹いた栃の実
栃の実は、古来より重要なデンプン源として食されて来ました。現在でも栃餅として親しまれています。
しかし渋が強い為、皮を剥いだ実を割り、流水に長時間晒してから調理されます。

果皮が熟し割れて、1個から2個の写真のような実が現れます。栗やドングリは乾燥すると中身の種子が外皮と剥がれてコロコロと音がしますが、栃の実は乾燥しても外皮と中の種子が剥がれる事がありません。


トチノキ 栃の木 橡の木 terradiart(c)

加工しやすい為、椀、鉢、盆などに使用されています。 
木地だけでも、磨くと光沢があります。
食材、蜜源、そして生活道具の材として、古くから人々の生活に役立っている樹木です。



参考写真  ベニバナトチノキ 紅花栃の木

ベニバナトチ 紅花栃 terradiart(c)
ベニバナトチ 紅花栃 terradiart(c)






























街路樹として見かけられる事が多い、ベニバナトチノキは、マロニエ(セイヨウトチノキ)と北米のアカバナトチノキの交配種です。


ベニバナトチ 紅花栃 terradiart(c) ベニバナトチ 紅花栃 terradiart(c)





























鮮やかな濃いピンク色をしています。果皮にはトゲがあります。





トチノキ 栃の木 橡の木 ベニバナトチノキ  s.tashiro_terradiart©