・ケヤキ

ケヤキ 欅 ツキ

ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©
ニレ科ケヤキ属
分布地:本州、四国、九州
樹高:20M~25M

日本を代表する落葉広葉樹。
かつては関東平野に数多く見られた樹木で、湿り気のある土地を好んで生えていた。

枝ぶりが美しいので、現在は公園や街路樹に良く見られる。

大木となると50Mにもなる。
4月から5月には目立たないが小さい花をつける。

材は非常に硬いのと杢目が美しいので、古くから家具や和太鼓の胴、器などに使われている。

ツキ(槻)はケヤキの古名。







東京、駒沢公園のケヤキ並木


ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©
ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©
ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©


















ケヤキの幹と木肌の様子
左:樹の芯の部分は赤みを帯びていて、非常に硬い事で知られていますが、材の動きが大きい事でも知られています。
中央:樹皮がはがれているところです。大木になると鱗片状にはがれます。
右:材質は、緻密で硬く、比重が高い為、重い材です。
杢目の美しいものは珍重され、磨くと光沢がでます。


ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©
6月の様子
雌雄同株、雌雄異花で、4月から5月にかけて葉が出そろう前に開花します。
黒く見えるのは実です。


ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©

ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©

ケヤキには実をつける枝と、つけない枝があります。
実のある枝は秋に実をつけたまま枯れ落ちます。
こうする事により、より遠くへ運ばれやすくなります。












ケヤキ 欅 ツキ  s.tashiro_terradiart©
ケヤキの椀木地
見た目よりも持ちごたえがあり、ずっしりとした重みが感じられます。

けやきは、杢目の美しさで知られていて、高級和家具はその代表的なものです。
また床の間の柱としても珍重されてきました。しかし、柱には芯部分を使いますが、十二分に乾燥させないと非常に材の動きが大きい事でも知られている為、”ケヤキの柱は家をも動かす”と言われた程です。
また赤み部分は比重も高い為、硬く重い材でもある事から大工さん泣かせな材であったそうです。

現在では、乾燥技術が進みがましたが、柱となるサイズ程の大木が少なくなっている為、高級材にあげられます。

和太鼓もケヤキが使用されています。一般的に見かけるサイズの太鼓をつくるには直径60センチは要し、そのサイズとなると100年以上の樹齢に至るそうです。太鼓の場合は、中心部分をくり抜いてから、最低でも5~6年は乾燥させるそうです。

現存する多くの古い神社仏閣や建築物にはケヤキの柱が使用されています。現代のように時間と競って仕事をしなければならない時代には、考えられない事です。



 ウルシの木 ヤマウルシ s.tashiro_terradiart©