・ホオノキ

ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ

ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)
モクレン科モクレン属
分布地:北海道から九州、南千鳥
樹高:30M 落葉高木

山地に広く分布。
30cmはある葉が枝先に花弁状に広がり、その中央に5月から6月にかけて白く大きな芳香性のある美しい花を咲かせる。

日本の野生の花の中では最大。その香りはレモンのような爽やかな香りがあり、葉にも同様の香りがある。

大木に大きな白い花がたくさん咲くので、遠くからでも朴の木とわかる。

楕円形をした大きく柔らかい葉は古くから各地で食品を包む郷土料理などに使用されている。

樹皮は薬用にも使用される。



材は程良い硬さがあるが軽く、緻密で均整がとれており加工しやすいうえに、くるいが少ないので、漆器用をはじめ楽器や下駄の歯、製図板など広く使われている。

材色は灰色がかった白いものから、やや青みを帯びた灰色などがある。
ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)
ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)

白くて大きい花にはレモンに似た芳香があります。葉は薄く、大きいのですが、しなやかです。

花芯の部分がやがて果実に成長し、秋に赤く彩ります。やがて外皮乾燥してはじけ、中から小さく赤い豆状の実が現れます。

樹皮は比較的になめらかで、灰色を帯びた色をしています。
材質は、緻密で軽く、明るい色から、灰色がかった色、青みを帯びた色まであります。


ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)
ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)

花に並び樹木としては日本で一番大きい葉にあげられます。

朴の葉は、木曽や飛騨地方にて郷土料理に使用されています。

写真は木曽地方の上新粉(米粉)を使用した餡入りのお団子です。
朴の葉に包んでから蒸しますので、お団子からは、花と同じレモンのような、朴の葉の芳香がします。

この他にも朴の爽やかな香特徴を生かした朴葉寿司があります。また乾燥した朴の葉を使用した朴葉味噌も代表的な郷土料理です。



参考写真 マグノリア タイサンボク 泰山朴

ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)
ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)













マグノリア モクレン科モクレン属
原産地:北アメリカ南部 東南アジア他 常緑高木

フロリダで撮影したマグノリア(magnolia glandifiora)です。常緑樹で、30Mにも及ぶ大木もあります。
ワックス質の葉は堅く、30cm以上のものもあります。
初夏に直径30cm前後の大輪の花を付け、レモンの芳香に似た香りを放ちます。
花は日本の朴の木のものよりもしっかりとしていて厚く、花弁自体も大きく見応えがあります。

美しい女性の代名詞としても使われます。


ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア terradiart(c)

写真左:タイサンボク 

マグノリアの和名は泰山木(大山朴)です。

写真は庭木用に改良された低木の泰山木ですが、樹高1M程でも、初夏には直径15cmはある花を咲かせます。

マグノリアに劣らない高い芳香があります。
















ホオノキ 朴の木 ホガシワ ホウガシワ マグノリア タイサンボク 泰山朴  s.tashiro_terradiart©