ミシン無しでG-SHOCK用の自作ベルトは作れるか?
投稿日: 2014/10/02 15:36:50
オレンジのG-COOLにはオレンジのベルトを付けてやりたいのだけど、
既に純正のオレンジ色のベルトは入手困難で
じゃあいつもの自作引き通しベルトをオレンジのPPテープでつくろうにもオレンジ色のサキカンというものはない、
じゃあ引き通しじゃないベルトを自作できるか?と思い立って自作PPベルト試作中
メインに黄色いPPテープを選んだのはたまたま余っていたから(^_^;)
バネ棒を通す部分はカン幅に合わせて15mmのPPテープ、カン幅は本当は16mmなんだけど、市販のPPテープに16mmなんて無いので。
ベルトは25mmのPPテープ、G-SHOCKに使う場合細いベルトだとベルトが貧弱に見えるのでこれ位の幅がベストだと思う。
果たしてグルー(ホットボンド)だけで必要な強度が得られるか?
必要な道具は
グルーガン
グルー
アイロン
ハサミ
ライター
これだけです、
アイロン以外は100円均一で入手したもので、不器用な人でも作れるのがポイントです、
PPテープとコキ(アジャスター)はさすがに近所の手芸店では入手しにくいので楽天で買います、PPテープは様々なカラーが1m単位で売ってて送料も300円と安いです。
グルー(ホットボンド)とアイロンでくっつけました、
2014.10.3
グルーを塗って貼り付け、更にアイロンを30秒ほど押し付けます、アイロンの温度は化繊に合った温度に設定、
アイロンによって溶けたグルーが繊維の隙間に染みこんで固まるので強度が増します。
グルーがわずかに端からはみ出る程度の量が最適で、端の方がうまく接着できてないと後から剥がれてくる原因になります、
はみ出たグルーは温かいうちに擦るとすぐに除去できます。
手前の短い方は折りたたんだ黄色いテープの間にオレンジのテープを一方を挟み込んでいますが、
奥側は黄色いテープの上に貼り付けただけなので剥がれてこないか、ここが今回の一番の心配点です。
完成品をG-COOLに取り付け、ポップなカラーリングになりました(^_^)
黄色いテープを長めにして裏蓋側に伸ばせば表側から見ても隙間が出来ず綺麗に見える計算です、
心配だった上から貼り付けた部分も現時点で強度はバッチリで剥がれる気配はありません、成功です(^_^)
カン幅が16mmなのに対し、ベルトが15mmだとどうなのかな?と思っていましたが、実際に取り付けてみると計算上は両側に0.5mmずつの隙間だし、ベルトも多少は伸び縮みする事から予想外にマッチしてます、
バネ棒の脱着も楽でかえって良かったです、
案ずるより産むが易しで、
心配だった強度にはまったく問題なさそうなことから今後ベルトの劣化したG-SHOCK用の自作ベルト製作が進みそうです(^_^)
ですがちょっとだけ問題が発生、PPテープの末端はライターで炙ってほつれ止めをしているのですが、その部分が硬くなって腕にあたって痛い(´・ω・`)
とりあえず末端の炙って硬くなった部分をカットして痛くはなくなったのですが、このままではほつれてくるので何らかの対策が必要です。
というわけで広い方のテープをギリギリまでカットしてから炙ります
裏面ガードより低い位置に収まって腕に当たらなくなりました、
最初から短く作るのではなく、今回のように少しはみ出すように作って後からカットしたほうが収まりが良さそうです。
ここで改めてベルトの全体像
ベルトを腕に止めるのは2つのコキ(アジャスター)です、
穴を開けたりとかバックルを使ったりは素人には敷居が高く、その上仰々しくなりがちなので、いろいろ試した結果この方法が一番シンプルで使いやすいです。
強度的には問題ないことがわかリましたが、
ベルトの根本の撚れ対策とかデザイン上から根本に帯を巻くとか、色々やれそうなことがたくさんあってこの先が楽しみです。
帯付きで純正にありがちなカラーリングで自作ベルトを作ってみた
2014.10.5
白のG-COOL用にベルトを自作しました、
今度は純正にもありがちなカラーリングです、
更に根本に白い帯を巻きました、
帯がないとベルトの根本がふにゃふにゃになりがちなのが、帯を巻くことによりガッチリした構造になるのと、
帯の分ゔとく鳴るので時計とのつながりが良くなります。
純正だと↓こういうカラーリングもあるのでカラーリング自体は違和感なくいい感じですが、
帯の付け方にもうちょっと工夫が出来そうです、
帯をもっと時計側に近づけたり、バネ棒を通す縦のPPテープをはみ出ないように短めにするとか、