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Dell Inspiron Mini 9にWindows7をインストールする手順


インストールをするための準備

データのバックアップ

Dell Inspiron Mini 9には今までWindows XPがインストールされていたが、XPから7へのアップグレードは単にライセンス的にアップグレードといっているだけで、やっていることはクリーンインストールになるため、まずはデータのバックアップを行う。しかし、もともとブラウザ利用とSkypeの利用に留めていたので、バックアップを取るのはFirefoxのプロファイルだけに過ぎない。

環境の整備

用意するものとして、1つは外付けCD/DVDドライブがある。今回は「Logitec USBポータブル外付型DVDスーパーマルチ レッド LDR-PMD8U2LRD」を利用する。これはバスパワーでちゃんとBootもした。

次に忘れてはならないものはUSBメモリ。おそらくインストール直後はドライバが不足しネットワーク接続も出来ないことが想定される。その際にデータを運ぶ手段として欠かせない。

また、Windows7だと標準の状態でも必要になるディスク容量が増えることが予想されるために、バッファロー「SHD-DI9M32G」を使用しSDDを16Gから32Gに増設した。空のSDDに対してはWindows 7アップグレード版はインストールできないので、あらかじめ適当にでもXPをインストールしておく。

最後に容量を32Gに増設したので、逆にSDメモリカードにはReadyBoostのためのSDHCカードを用意する。用意したのは世界最速を誇る「SanDisk Extreme SDHC」。Class10のSDHCカード。

インストールを開始する

Windows7のインストール

本来であればアップグレードのためにXPが起動している状態からスタートするが、今回はXPがインストールされている状況ではC:ドライブの空き領域が十分に確保できないために、アップグレードディスクから起動し、新規インストールを行っていく。
  1. 外付けCD/DVDドライブにアップグレード用インストールディスクを挿入する
  2. 自動起動によってセットアッププログラムが起動するが、終了する
  3. PCを再起動する
  4. BIOS画面で「0」を押し、Bootオプション選択画面に移行し、「CD/DVD」を選択する
  5. インストールディスクで起動したら「Enter」を押す
  6. 「Windowsのインストール」画面で下記を選択し「次へ」をクリック
    • インストールする言語:日本語
    • 時刻と通貨の形式:日本語(日本)
    • キーボードまたは入力方式:Microsoft IME
    • キーボードの種類:英語キーボード(101/102キー)
  7. 「今すぐインストール」を選択
  8. 開始しています...
  9. EULAの許諾
  10. 「新規インストール(カスタム)」を選択
  11. ドライブオプションから「フォーマット」を選択
  12. データが消去されることに同意する
  13. フォーマット完了後に「次へ」をクリック
  14. Windowsのインストール中
    • Windowsファイルのコピー中:すぐに完了
    • Windowsファイルの展開中:かなり長めのの待ち時間
    • 機能のインストール中:すぐに完了
    • 更新プログラムのインストール中:少し時間がかかるが、ほどなく完了
      • ここで再起動
      • 「サービスを開始」
    • インストールの最終処理の実行中:長めの待ち時間
      • 途中で一度再起動
  15. Windowsのセットアップ
    1. ユーザー名/コンピューター名の入力
    2. パスワードおよびパスワードのヒントの入力
    3. プロダクトキーの入力
    4. コンピュータの保護について「推奨の設定を使用します」を選択
    5. タイムゾーンの設定「UTC+09:00 大阪、札幌、東京」を選択
    6. 設定の最終処理を実行しています
  16. 初回ログイン
    1. 「ようこそ」
    2. 「デスクトップの準備をしています...」
    3. 自動ログイン
  17. ここで、とりあえずのWindowsのインストールは完了

デバイスの状況の確認

Windows7をそのままインストールしただけだが、一見するとほとんどのデバイスが動作をする。しかし、デバイスマネージャで確認したところ、「ほかのデバイス」として3つある。
  • 基本システムデバイス
  • 基本システムデバイス
  • 不明なデバイス

ネットワークへの接続および環境の構築

デフォルトの状態で無線LANも利用できる状況なので、まずはネットワークに接続しネットワーク周りのWindowsの設定を終わらす。その後セキュリティ対策ソフトとしてSymantec「Norton Internet Security 2010」をインストールし、LiveUpdateを行う。

Windows Update & Microsoft Update

Windows Updateを行う。その際に予めMicrosoft Updateに切り替えを行っておく。

デバイスドライバのインストール

Windows7に搭載されているドライバでは足りない部分をインストールしていく。メーカーサイトやDellサポートから必要なものをダウンロードするが、Inspiton Mini 9はXPしか対応していないため、そのままWindows7に対してXPのドライバを入れるのは不安がある。そこでデバイスが同じものであるInspiron Mini 12のVista用ドライバを選択する。

JMicron JMB385

  1. JMicron のサイトからドライバをダウンロードする ダウンロードサイト
  2. ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、「Setup.exe」を実行する
  3. 画面の指示に従い、インストールを進める
  4. インストールが完了した時点で、「ほかのデバイス」から「基本システムデバイス」の2つが消える

Dell Battery Meter/Wireless Select Switch

  1. DellサポートのサイトからDell Inspiron Mini 12(OS: Vista)用のアプリケーション「Dell Battery Meter/Wireless Select Switch」をダウンロードする ダウンロードサイト
  2. ダウンロードしたファイルを実行し、指示に従い解凍を行う
  3. 自動的にインストーラが起動するので、画面の指示に従いインストールを進める
  4. インストール完了後に再起動を行う
  5. 再起動後にはデバイスマネージャから「ほかのデバイス」→「不明なデバイス」が消える

Dell TouchPad

Windows7のインストール状態においても、TouchPadは普通に使える。しかし、これはWinodws7に搭載されている「PS/2互換マウス」を利用している。そこで、より最適なドライバをインストールするわけだが、方法は2つある。1つはメーカーサイトから純正ドライバをインストールする方法。もう1つはDellのカスタマイズされたドライバをインストールする方法。ここでは、後者の方法を選択する。理由としては、純正ドライバの場合は外付けUSBマウスなどを接続しても、TouchPadは有効のままで、それをOFFにするにはデバイス自体をその都度無効化する必要があるためである。その点、Dellのカスタマイズされたドライバの場合は外付けUSBマウスを検出したら、自動でTouchPadを無効化するオプションが付いているために、利便性が高い。(参考:Synaptics 純正ドライバ ダウンロードサイト
  1. DellサポートのサイトからDell Inspiron Mini 12(OS: Vista)用の入力デバイスドライバ「Synaptics Synaptics TouchPad」をダウンロードする ダウンロードサイト
  2. ダウンロードしたファイルを実行し、指示に従い解凍を行う
  3. 自動的にインストーラが起動するので、画面の指示に従いインストールを進める
  4. インストール完了後に再起動を行う
  5. 再起動後にはデバイスマネージャの「マウスとそのほかのポインティングデバイス」にある「PS/2互換マウス」が「Dell Touchpad」に変わる。
  6. タスクバーの通知領域の中に「Dell タッチパッド」があるので、そのプロパティを開く。
  7. 「デバイスの設定」を選択し、その中にある「外付けのUSBマウスが接続されている場合は、タッチパッド....」にチェックをつける。

Setpoint

日常使う場合は、マウスは基本的にLogicool「VX Nano Cordless Laser Mouse for Notebooks」を使用している。Windows 7をインストールした状態においても普通に使えるが、これはWindows7に搭載されている「HID準拠マウス」を利用している。そこで、Logicoolのドライバを適用させる。
  1. Logicoolのサイトからドライバをダウンロードする ダウンロードサイト
  2. ダウンロードしたファイルを実行し、画面の指示に従いインストールを進める
  3. インストール完了後に、マウスの設定を行う

快適に使うためのカスタマイズ

使い勝手の向上

  • ReadyBoost:SDHCカードを挿入したものの、すでにシステムが高速であるためにReadyBoostは使えないと言われてしまった...orz
  • 仮想メモリ:「コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム」から「システムの詳細設定」を開き「詳細設定」タブを開く。「パフォーマンス」の「構成」をクリックし、「詳細設定」タブを開く。仮想メモリの変更をクリックし、構成を下記のように変更する。
    • C:ドライブの仮想メモリは256M固定にする
    • SDHCカードのドライブの仮想メモリは「システム管理サイズ」にして、OSが自動的に管理するようにする
  • タスクバー:表示領域を十分に確保するために、タスクバー上で右クリックしたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択し、「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティを開く。そこで「小さいアイコンを使う」と「自動的に隠す」にチェックを入れることで描画領域を広く使えるようにする。
  • Aeroの無効化:デスクトップ上で右クリックしたコンテキストメニューから「個人設定」を選択し、テーマ「Windows7ベーシック」を選択する。これによりAeroを無効化しデスクトップ描画における負荷を軽減する。
  • 不要なWindowsの機能の無効化:必要のないWindowsの機能を無効にすることで不要なサービスを停止し負荷を軽減する。
    • RDC(Remote Differential Compression):ファイルを移動する際に、その差分だけを転送することでWANの帯域確保を図る。
    • Tablet PCコンポーネント
    • Windowsガジェットプラットフォーム
    • XPSサービス
    • ゲーム
    • メディア機能
      • Windows DVD メーカー
      • Windows Media Center
    • 印刷とドキュメントサービス
      • Windows FAXとスキャン
      • インターネット印刷クライアント

ストレージ領域の確保

  • システムの復元の無効化:「コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム」から「システムの詳細設定」を開き「システムの保護」タブを開く。「構成」をクリックし、「システムの保護を無効化する」を選択し、「削除」をクリックする。
  • ゴミ箱:ゴミ箱を右クリックしたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択し、「ごみ箱にファイルを移動しないで...」にチェックをつける。
  • システムエラー時のメモリダンプの無効化:「コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム」から「システムの詳細設定」を開き「詳細設定」タブを開く。「起動と回復」の「設定」をクリックし、「システムエラー」の「デバック情報の書き込み」で「なし」を選択する。
  • JAVAの一時ファイルを保持しない:「コントーるパネル>プログラム」から「JAVA」をクリックし、「基本」タブを開く。「インターネット一時ファイル」の「設定」をクリックし「コンピュータに一時ファイルを保持します」のチェックを外し、「削除」を行う。

SSDの保護

  • スケジュールされたデフラグの停止:SSDの場合はデフラグという作業は無用になるどころか、SSDの寿命を縮めかねない。「コントロールパネル>システムとセキュリティ」の「管理ツール」にある「ハードドライブの最適化」を選択し、「スケジュールの構成」をクリックし「スケジュールに従って実行する」のチェックを外す

その他

デュアルブートの解除

XPの状態から7を新規インストールを行ったわけだが、なんだかデュアルブート環境だけが残ってしまっている。そこでブート情報の編集を行う。使用したソフトは「EasyBSD」。XPまではBoot.iniを編集していたが、Vista移行はブート情報はBCDという構成ファイルに格納されていて、直接いじれません。

インストール後に起動し、まずは「View Settings」で現在の設定を確認。そのあとに「Add/Remove Entries」から不要なエントリーを削除します。これでシングルブート環境に戻る。

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