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澤田ゼミの活動

※注記 2018年度も金曜5限に開講予定です。



澤田ゼミの活動は、①開発経済と計量経済の知見を習得する、②きちんとした実証研究を行えるようになることを目的としており、開発経済学の学習と、それを実際にアウトプットする機会とによって構成されています。

以下では活動の概要と過去の活動記録を記します。(写真はこちら➡ギャラリー




 
<勉強編>

1.10分プレゼン

その週の担当になったゼミ生1人が、途上国の開発に関する問題意識をもとに、話題のトピック・ニュースを取り上げて、プレゼンをする。

プレゼン後は、ゼミ生全員で議論し、意見の出し合いや学問的考察を行う。

 

2.開発経済に関する教科書・論文の輪読

学期ごとのテーマに沿って選択された教科書や論文を、毎週数人が発表し、疑問点の解決や考察を行う。

特に、論文を一字一句理解するというのではなく、モデルの背景にある本質や、その現実的妥当性について議論する。

 

3.計量経済学の学習

開発経済学においては、理論モデルの議論に終始するだけでなく、フィールド調査によってデータ収集をし、それを計量的に分析することが一般的である。

そのため、澤田ゼミではSセメスターに教科書を用いて計量経済学の知識を習得する。

また、実際に自分でデータを用いた分析が行えるようにするため、StataやMatlabなどの統計分析ソフトの使い方を学ぶ。

2018年度は、計量経済学の標準的な教科書の一つである、Introduction to Econometrics. James H. Stock, Mark W. Watson(日本語訳版:『入門計量経済学』宮尾龍蔵訳)を用いる予定である。

なお、Sセメスターに開講される「計量経済学Ⅰ・Ⅱ」の履修を推奨する。

 


<実証研究編>

1.フィールドワーク

ゼミでの開発経済学の学習をアウトプットする機会として、澤田ゼミでは毎年夏休みを利用した途上国へのフィールドワークを実施している。これは、ゼミ生による主体的な活動であり、行き先の決定から現地の滞在場所、通訳の募集などもゼミ生が行う。

春先には、班ごとに興味のあるテーマについての先行研究を読み漁り、問題関心を深めたり研究の手法について学んだりする。ある程度関心が明確になってきたら、仮説を設定し、研究の意義・関心・分析手法・注意点といった事項を、「リサーチデザイン」と呼ばれるものにまとめる。

ここまでは4年生が活動を牽引するが、3年生も研究の手続きやデータ分析の手法を学びながら、活動への主体的な参加が求められる。

途上国には、例年8月~9月のうち2、3週間を使って訪問しているが、時期はゼミ生や訪問先の都合により変動し得る。帰国後は、現地で得られたデータ・知見とリサーチデザインを基に、論文執筆と発表準備に入る。4年生も一人ずつ3年生のサポートにつくが、ここからは3年生が主だって行う。データを分析し、期待した結果が得られようとも得られずとも、論文の執筆にあたって研究の位置づけを行うために、適宜先行研究を調べる作業も行う。出来上がった論文の内容は、後述の韓国インゼミで発表する。

ちなみにフィールドワークはこれまで、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、モンゴルなどで行った。

 

2.インゼミ

10月に一橋大学、早稲田大学とインゼミを行なう。3年生がフィールドワークの概要や研究の途中経過を報告する。

11月にソウル大学、延世大学、高麗大学、梨花女子大学、早稲田大学、慶応大学、一橋大学、京都大学、東京大学などが韓国の大学に集い、発表と討論会を行う。

毎年、澤田ゼミはフィールドワークから得られた成果を発表している。



《過去の研究成果》

2017年 The Effect of Social Influence of Farmers' Intention to Buy Flood Insurance : The Evidence from Randomized Control Trial from Hue, Vietnam. (保険) 準光石賞受賞詳細はこちら

2016年 Can Conditional Cash Transfers Make Psychosocial Change? Evidence from the Philippines. (教育)

2015年 Is there Quality-Quality Trade Off? The Impact of the Number of Children on Their Health Status. (保健)

2014年 On the Determinants of Environment-Friendly Technology Adoption: The Case of Low Emission Stoves in Mongolia. (環境)




《2013年以前の活動記録》